フォーム作成ツールとは?有料サービスの強みとマーケティングに活かす方法
企業がインターネット上で商品購入や資料請求、お問い合わせしてもらう際に、重要になるのがWebフォームです。
そしてWebフォーム作成に欠かせないのが、フォーム作成ツールです。
今回の記事では、フォーム作成ツールの概要から、相場、無料ツールと有料ツールの違いをご紹介していきます。
新規にフォーム作成ツール導入を考えている方や既存のフォームを改善したい方は参考にしてみてください。
この記事のポイント!
- フォーム作成ツールは、Webフォームを作成するツールのこと
- Webフォームは商品購入やサービスの登録、資料請求、お問い合わせに使われる
- Webフォームは企業と顧客の最初の接点
- 高い成果を得るには有料ツールの活用がおすすめ
目次[非表示]
- 1.フォーム作成ツールとは
- 2.フォーム作成ツールでできるフォームの種類
- 2.1.アンケートフォーム作成
- 2.2.お問い合わせフォーム作成
- 2.3.資料請求フォーム作成
- 2.4.セミナー・イベント受付フォーム作成
- 2.5.会員登録フォーム作成
- 3.フォーム作成ツールの3つのメリット
- 3.1.プログラミングの知識がなくとも気軽に導入できる
- 3.2.無料ではじめられる
- 3.3.データの収集が容易にできる
- 4.フォーム作成ツールのデメリット
- 4.1.必要な機能を標準搭載していない場合がある
- 4.2.セキュリティの必要性
- 5.フォーム作成ツールの相場はどれくらい?
- 6.無料フォームツールと有料フォームツールの4つの違い
- 6.1.外部ツールとの連携
- 6.2.セキュリティ面の対応
- 6.3.サポート体制
- 6.4.データの蓄積・活用
- 7.クライゼルのフォーム作成ツールのご紹介
- 7.1.アカウント数が無制限に利用可能
- 7.2.各外部サービスと連携可能(Webhook機能)
- 7.3.Salesforceとリアルタイムで連携可能
- 7.4.Webhookでお使いの外部サービスとリアルタイムの連携を実現
- 8.まとめ
フォーム作成ツールとは
フォーム作成ツールとは、Webフォームを作成するツールのこと。
一般的にインターネット上で商品購入や資料請求、お問い合わせしてもらう際に、個人情報を入力してもらうフォームを指します。
またWebフォームは企業と顧客の最初の接点でもあります。
そのためWebフォームのデザインや使いやすさで、企業の印象を左右することもあります。
昨今の営業・マーケティング活動はオンライン化しており、その際にWebフォームは欠かせない要素の1つ。
それに伴いフォーム作成ツールも企業の営業・マーケティング施策に重要な役割を担っています。
実際に企業のコーポレートサイトをはじめオウンドメディア、ECサイトではさまざまなフォーム作成ツールによってWebフォームが作成されています。
フォーム作成ツールでできるフォームの種類
企業と顧客の接点となるWebフォームは、さまざまな活用法がされています。
それに伴いフォーム作成ツールで作成できるフォームの種類も多くなっています。
ツールによってできることが異なりますが、一般的には以下のようなフォーム作成が可能です。
- アンケートフォーム作成
- お問い合わせフォーム作成
- 資料請求フォーム作成
- セミナー/イベント受付フォーム作成
- 会員登録フォーム作成
アンケートフォーム作成
お客様からの声を確認できるアンケートフォームを作成できます。
アンケートフォームは商品・サービスの改善、顧客満足度調査などに役立ちます。
また顧客からのアンケートだけではなく、社内に向けにアンケートを行い、社内環境の改善にも活用されます。
お問い合わせフォーム作成
商品やサービスに関するお問い合わせフォームを作成できます。
お問い合わせフォームを通じたお問い合わせは、コーポレートサイトやオウンドメディア運営の目的になるケースが一般的です。
そのためWebサイトを活用したさまざまな施策において、お問い合わせフォームは特に重要な役割を担います。
資料請求フォーム作成
お問い合わせフォームと同様に、Webサイト運営において資料請求フォームも重要な役割を担います。
特に高額の商品やサービスを扱っている企業の場合、いきなり成約につなげるのは難しい傾向にあります。
そのため資料請求のフェーズを挟んで、商談や成約につなげるケースが多くみられます。
セミナー・イベント受付フォーム作成
セミナーやイベントの受付フォームは、参加者の募集や参加者からの問い合わせ、セミナー・イベント情報の告知にも活用されます。
セミナーやイベントは当日の運営に加えて、事前の参加者募集やアフターフォローなども重要です。
それらの業務効率化のためにも受付フォームは重要な存在です。
会員登録フォーム作成
コーポレートサイトやオウンドメディアなどの会員登録を促すフォームを作成できます。
例えば会員限定のコンテンツを配信する場合や、メルマガの登録なども会員登録フォームを活用すると便利です。
他にも会員限定のキャンペーン告知にも有効なフォームです。
フォーム作成ツールの3つのメリット
フォーム作成ツールは、その簡易性や費用面、業務効率面でメリットが大きく、多くの企業で活用が進んでいます。
以下がフォーム作成ツールの主なメリットです。
プログラミングの知識がなくとも気軽に導入できる
Webフォームに限らずWebサイトに新しい機能を導入する際には、プログラミングの知識が必要になります。
また実装する際にはエンジニアやプログラマーが必要です。
しかしフォーム作成ツールを活用すれば、プログラミングの知識がなくとも、またエンジニアやプログラマーが社内にいなくとも、Webフォームを手軽に実装できます。
フォーム作成ツール内でテンプレートを選択し、必要な情報を入力していくだけで導入できるケースが一般的なので手軽です。
また基本的には豊富な色やデザインが用意されているので、手軽にイメージを具現化できます。
無料ではじめられる
フォーム作成ツールには無料のものから有料のものまで存在しますので、必要に応じで使い分けられます。
そのためまずは無料のフォーム作成ツールを活用し、必要性が出てきたら有料を検討することも可能です。
はじめから大きな費用がかからないので、導入もスムーズです。
仮に有料ツールを活用する場合でも、数万円程度から始められるケースが一般的です。
一方でオリジナルのフォームを作成する場合、大きな費用が発生することもありますので、自社でどのようなツールが必要なのかを検討しておくと安心です。
データの収集が容易にできる
フォーム作成ツールで作成したWebフォームを経由して情報収集すれば、煩雑なデータ収集や管理の必要がありません。
そのため業務効率化の面でもフォーム作成ツールは有効です。
特に昨今のマーケティング活動において、データを基にした論理的なマーケティング施策が重要視されています。
社員の過去の経験に基づいた判断や施策も重要ですが、それに加えてWebフォームによって収集したデータを活用して、精度の高い施策が求められるようになっています。
フォーム作成ツールのデメリット
簡易性や費用面、業務効率面でメリットのあるフォーム作成ツール。
しかしツールによっては機能面やセキュリティ面でデメリットも存在します。
自社にあったフォーム作成ツールを選ぶためにも、デメリットについても押さえておきましょう。
必要な機能を標準搭載していない場合がある
簡易的なWebフォームであれば無料で利用できるケースが一般的ですが、そうでない場合は有料になってしまうこともあります。
そのため機能面やデザイン面にこだわりたい場合には、有料のツールを使用することになります。
またマーケティングに活用する場合、結果的に有料ツールを使った方が、生産性が上がることも珍しくありません。
その結果、費用面を十分に回収できる可能性もあります。
セキュリティの必要性
Webフォームでは、顧客の氏名・住所・メールアドレス・電話番号などの個人情報を扱います。
そのためセキュリティ面に注意する必要があります。
自社で厳重なセキュリティ対策ができる人材がいる場合や、その環境を整えられる場合は問題ありません。
しかし属人的になってしまうケースが多く、その従業員が退職するなど何からの原因で対応できない可能性がある場合は危険です。
そのためはじめから外部の業者に一貫して任せることで、セキュリティ問題を回避できるでしょう。
特に個人情報流出は企業の存続にも関わる可能性があるので、厳重な対応が必要です。
フォーム作成ツールの相場はどれくらい?
フォーム作成ツールは、無料から有料の年間数万円〜数十万円と業者や機能によってさまざまな価格帯です。
また初期費用の有無や契約期間もそのツールによってさまざま。
海外産のツールであれば比較的安価ですが、サポート面を考慮すると国産ツールの方が利便性は高い傾向にあります。
またある程度の費用が発生するということは、それだけ高機能なツールである裏返しです。
そのためフォーム作成ツール導入の目的、自社に必要な機能、算出できる費用面を考慮し選ぶと良いでしょう。
無料フォームツールと有料フォームツールの4つの違い
フォーム作成ツールは、無料ツールでも使い方によっては過不足ない機能が搭載されています。
ただし場合によっては有料ツールを活用した方が、結果的に生産性が上がるケースも珍しくありません。
無料・有料といっても、ツールごとに機能面は大きく異なるので一概には定義するのは難しい傾向にありますが、ここで主な傾向としては4つの違いをご紹介します。
外部ツールとの連携
フォーム作成ツールはさまざまなWebフォーム作成に活用されていますが、最終的に商品購入やサービスの登録など売上につなげるために活用するケースが一般的です。
そのため外部のデータ分析ツール(GoogleAnalytics等)やCRM(Salesforce等)との連携が必要になるケースもあるでしょう。
しかし無料ツールの場合、基本的には外部ツールとの連携はできないことも多いのが現状です。
そのため、はじめから連携できる有料ツールを使用しておくと安心です。
セキュリティ面の対応
ご紹介してきたように個人情報を扱うフォーム作成ツールにおいてセキュリティは重要なポイントです。
そのためセキュリティ対策が進んでいるツールを活用しましょう。
実際に有料ツールと比べると、無料ツールはセキュリティ対策が不十分なケースも多い傾向にあります。
そのため後々思わぬ弊害を受けないためにも、有料ツールをおすすめします。
サポート体制
無料ツールはサポート体制が不十分なケースが見受けられます。
個人情報を扱うフォーム作成ツールですので、万が一のためにツール提供元のサポート体制も確認しておきたいポイントです。
セキュリティ対策をはじめ、使用方法などのサポート体制が充実した有料ツールであれば安心です。
データの蓄積・活用
メリットの項目でご紹介したように、データ収集ができる点がフォーム作成ツールの大きな利点の1つ。
無料ツールの場合でも、データの収集は可能ですが、データを保存し活用する場合には不向きなケースも珍しくありません。
企業の売り上げに貢献するための施策を講じる際には、データを実際に活用しマーケティングに活かすことが重要です。
そのためデータの収集だけではなく、蓄積し活用できるツールを選びましょう。
また無料ツールは管理者が1名のみ(複数名に対応していない)のケースが多く、データ活用がスムーズに行えないこともあります。
その点有料ツールであれば、データの蓄積・活用はもちろん、複数名でツールを扱えるので売り上げにもつながりやすい傾向にあります。
クライゼルのフォーム作成ツールのご紹介
最後に弊社のフォーム作成ツールであるクライゼルをご紹介します。クライゼルのフォーム作成ツールの特徴・強みとしては以下の5点が挙げられます。
アカウント数が無制限に利用可能
クライゼルではアカウントを無制限に使用可能です。
そのため社内のマーケティングチーム内でスムーズに共有でき、具体的な施策に注力できます。
またアカウントが無制限なので、マーケティングチームと営業チームでシームレスに共有することも可能。
よって部署間の垣根を越えて、プロジェクトを進められます。
実際に昨今の営業・マーケティング活動は、それぞれが一体となって推進してこそ成果を残せます。
各外部サービスと連携可能(Webhook機能)
フォーム作成ツールを最大限に活かすためには、外部ツールとの連携が重要なポイントです。
クライゼルではWebhook機能搭載しており、各外部ツールとの連携を可能にしています。
Salesforceとリアルタイムで連携可能
外部ツールとの連携で代表的なのが世界的なCRMツールであるSalesforceです。
すでに多くの企業で導入が進められているSalesforceは、顧客関係管理に有用なシステムです。
そのため企業と顧客の接点となるフォーム作成ツール(クライゼル)とも相乗効果を発揮します。
Webhookでお使いの外部サービスとリアルタイムの連携を実現
Webhook機能によって外部サービスとのリアルタイム連携が実現できるのも、クライゼルの特徴です。
現在の消費者行動は多様化しスピーディになっています。
そこでマーケティング施策において重要なのは、リアルタイムで消費者行動を可視化し、PDCAを回していくこと。
PDCAを回すため、データを基にサポートできるのもクライゼルの強みです。
まとめ
今回の記事では、企業と顧客の接点となるWebフォーム、そしてウェブフォーム作成のツールについてご紹介してきました。
企業施策が次々にオンライン化する昨今において、Webフォームの役割は重要性を増しています。
それに伴いフォーム作成ツールも欠かせません。
今後フォーム作成ツールの導入を考えている方は、費用対効果の良い施策にするためにも、ぜひ弊社のクライゼルをご検討ください。