
Webフォームにおけるデザインの重要性 入力完了率を高めるデザインとは
Webフォームは問い合わせや資料請求、申し込みなど、企業と顧客の接点として活用されます。
また企業が顧客との接点を増やし成果を上げるには、Webフォームのデザインに着目する必要があります。
本記事ではWebフォームのデザインの重要性やWebフォームのデザインを考える際のポイントをご紹介します。
Webフォームの作成を検討している方や、Webフォームの入力完了率に課題がある場合は、参考にしてみてください。
この記事のポイント!
- Webフォームは入力完了してもらうことが重要
- Webフォームは、ユーザーの利便性を重視したデザインを取り入れよう
- デザインを考えるにあたりWebフォームの目的とペルソナを明確にしよう
- Webフォームの入力完了率を高めるためには、デザインのコツがある
目次[非表示]
- 1.Webフォームのデザインの重要性
- 1.1.Webフォーム作成サービスの役割
- 1.2.なぜWebフォームのデザインが重要なのか?
- 1.2.1.Webフォームでの離脱を防ぐため
- 1.2.2.信用性を高めるため
- 2.Webフォームのデザインを考える際のポイント
- 2.1.ターゲット・ペルソナを明確にする
- 2.2.Webフォーム活用の目的を明確にする
- 3.入力完了率を高める Webフォームデザインの5つのコツ
- 3.1.①入力項目は最低限に抑える
- 3.2.②縦一列配置のデザイン
- 3.3.③エラー項目は都度表示させる
- 3.4.④ブランドイメージを意識した色合いにする
- 3.5.⑤レスポンシブデザインの導入
- 3.6.Webフォームのデザインの参考サイト
- 4.デザインに注目し最適なWebフォームを導入しよう
Webフォームのデザインの重要性
営業・マーケティング活動のオンライン化に伴い、Webサイトのデザイン性を重視する企業は多くなっています。
同じように顧客との接点となるWebフォームでも、デザイン性は重要なポイントです。
実際にWebフォームのデザイン変更で成果が大きく変わってきます。
まずはWebフォーム作成サービスの役割を踏まえて、Webフォームのデザインの重要性についてお伝えします。
Webフォーム作成サービスの役割
Web上で企業とユーザーがやり取りすることが多くなったことで、Webフォームが活用される場が増えました。
Webフォームは用途に応じてさまざまな形式になりますが、基本的には1ページに必要な項目が集約されたページのことを指します。
従来のWebフォームはプログラミングで作成するのが一般的でしたが、今ではWebフォーム作成サービスを利用する企業が増えています。
Webフォーム作成サービスは専門知識がなくても簡単にWebフォームが作成でき、集計や分析、管理など付随する必要な機能も備わっている点が最大の特徴です。
また昨今はプログラミングの知識がなくとも、デザイン性の高いWebフォームが作成できる点でも注目されています。
それを可能にするのがWebフォーム作成サービスです。
なぜWebフォームのデザインが重要なのか?
Webフォームがあるからといって、必ずしもユーザーが利用してくれるとは限りません。
実際に問い合わせや資料請求しようとしていたにもかかわらず、Webフォームに遷移したとたん離脱されてしまうケースも珍しくありません。
この離脱理由に大きく関係しているのがデザインです。
その点を踏まえて、Webフォームのデザインの重要性についてみていきます。
Webフォームでの離脱を防ぐため
Webフォームが見づらかったり入力しにくいと、ユーザーはストレスを感じてWebフォームから離脱してしまいます。
ユーザーの離脱なしに入力が完了され、企業がデータを取得してこそWebフォームは企業にとって有用な存在になります。
またユーザーのモチベーションを下げずに最後まで入力を完了してもらうためには、ユーザーにとって「見やすい」「使いやすい」Webフォームであることが重要です。
そのために必要なのがデザインであり、見込み顧客の獲得には欠かせない重要なポイントです。
信用性を高めるため
Webフォームは、基本的にユーザーに個人情報を入力してもらいます。
ユーザーの中には、オンライン上での個人情報送信に不安感を感じている方も少なくありません。
この不安を解消し、情報を送信しても安全であることを証明するためには、Webフォームのデザインが重要です。
デザイン性の高いWebフォームであれば信用性も高まり、抵抗なく入力できるでしょう。
実際にWebサイトやWebフォームの増加に伴い、デザインに注力している企業とそうでない企業で成果は大きく異なります。
また両者を比較した際に、信用性が高いのはデザインに注力している企業といえます。
ユーザー獲得の機会損失を防ぐためにも、信用性が高められるWebフォームを作成しましょう。
Webフォームのデザインを考える際のポイント
Webフォームは単に見栄えが良いデザインであれば、成果が上がるわけではありません。
デザインを考えるにあたり、以下のポイントを押さえることが重要です。
ターゲット・ペルソナを明確にする
Webサイト作成においては、ターゲットのペルソナを明確にすることが重要です。
Webフォームにおいてもペルソナに合わせたデザインにすることで、ユーザーの入力モチベーションのアップに期待できます。
たとえば女性向けのダイエットサプリの問い合わせフォームの場合、モノトーンやシンプルな男性的なデザインよりも、かわいらしい女性的でポップなデザインの方が好まれます。
このようにターゲットやペルソナを明確にすることでデザイン性も変わってきます。
またWebフォームに入力する項目を洗い出すため人も、ペルソナを明確にすることが重要です。
なぜならペルソナによって、企業が取得すべき情報も変わってくるからです。
Webフォーム活用の目的を明確にする
Webフォームに必要な要素は、目的によって大きく異なります。
企業がユーザーから必要な情報を得るためにも、伝達したい内容を効率的に伝えられるためにも、まずはWebフォーム活用の目的を明確にしましょう。
例えば見込み顧客獲得を目的とした資料請求Webフォームの場合、資料を送付するためにはメールアドレスや住所など送り先の情報が必要です。
さらに資料請求後にメルマガでアプローチを続けたい場合には、その人にあったアプローチするために属性や職業などの情報がわかると良いでしょう。
このように必要な項目を洗い出した上で、ユーザーがストレスなく利用できるデザインを考えましょう。
また、Webフォームの活用にはデータの正しい保存と運用が重要です。そのためには自由度が高いだけでなく、高セキュリティなWebフォーム選びが必要になります。クライゼルならカスタマイズが自由自在な上、高セキュリティなデータベースでデータ管理が可能。効果的なWebフォームの運用をお考えの方におすすめです。
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入力完了率を高める Webフォームデザインの5つのコツ
Webフォームを作成するにあたり、意識すべき点は入力完了率を高めることです。
以下は入力完了率を高める、Webフォームデザインの5つのコツです。
①入力項目は最低限に抑える
入力項目が多いと手間に感じてしまい、離脱につながる可能性があります。
また個人情報に関わる項目が多いと、心理的に抵抗があるユーザーもいるでしょう。
基本的に入力はユーザーにとって手間や不安を感じさせるものであることを理解し、項目は最小限に抑えることが重要です。
とはいえ企業はできるだけ情報が多い方が、マーケティングやその後のアプローチに役立ちます。
どうしても必須情報以外に取得したい情報がある場合には、任意項目として追加するのも1つの方法です。
しかし任意だからと項目を増やしすぎるのはNGです。
Webフォームに遷移したユーザーが、視覚的に入力項目数が多くないことを認識できるほどの数にとどめましょう。
そのためにはWebフォームで取得したい情報に優先順位をつけることもおすすめです。
②縦一列配置のデザイン
全体のデザインは、基本的に縦一列に配置しましょう。
特にアンケートフォームのように項目が多くなるWebフォームほど、この点が重要です。
なぜなら縦配置にすることでスクロールと同時に内容が理解でき、効率的に入力できるようになるからです。
またスマートフォンユーザーが増加していることも要員の1つです。
③エラー項目は都度表示させる
全ての項目を入力完了したにもかかわらず、エラーにより送信ができないと、そのまま離脱されてしまう可能性もあります。
そのため入力形式が正しくない、必須項目を飛ばしてしまっているなど、エラーにつながるものは都度表示しましょう。
その場で修正できれば、ユーザーも効率的に入力が完了できます。
④ブランドイメージを意識した色合いにする
Webフォームのカラーは、デザイン性の高いWebフォームにするために重要なポイント。
会社や商品、サービスのブランドイメージを意識した色合いがおすすめです。
また赤は警告やマイナスイメージ、青は誠実性や信頼性など、色がユーザーに与える印象も押さえてカラーを選択するとよいでしょう。
⑤レスポンシブデザインの導入
Webフォームはモバイル対応が必須といっても過言ではありません。
モバイルは端末によって画面サイズや解像度もさまざまであるため、それぞれに最適な表示がされる状態がベストです。
レイアウトが崩れてしまい、見にくく使いにくいWebフォームにならないようレスポンシブデザインを導入しましょう。
基本的にレスポンシブデザインのWebフォームであれば、端末に応じて自動的にレイアウトが表示されます。
Webフォームのデザインの参考サイト
Webフォーム作成にあたり、参考にできるモデルがあるとより具体的にデザインが検討できます。
ここではWebフォームのデザインの参考におすすめのサイトをご紹介します。
【保存版】スマホサイトの入力フォームで成果を出す10のテクニック
入力完了率を高めるポイントが、詳細にわかりやすく解説されています。
さまざまな事例を元に紹介しているため、参考にしやすいでしょう。Webフォームの離脱率に課題がある場合には、ぜひチェックしてみてください。
【2018年版】入力フォームのデザイン設計に参考にしたいサイト事例8選
デザイン面からUI面と幅広く参考にできるサイトが厳選されています。
さまざまな業界の事例がピックアップされているため、良いポイントを自社に合わせてうまく取り入れてみてください。
カッコいい問い合わせフォームのまとめ。
デザイン性の高いWebフォームの事例が掲載されています。
おしゃれさやユニークさなど、他社のWebフォームと差別化できるようなデザイン性の高いWebフォームを作成したい場合に、参考にしてみてください。
デザインに注目し最適なWebフォームを導入しよう
今回はWebフォームにおけるデザインの重要性を踏まえて、Webフォームデザインの考え方や参考にできるサイトをご紹介しました。
Webフォームはただ作成するだけでは、思うようにユーザーに活用してもらえません。
ユーザーの利便性を最優先に考え、ユーザビリティの高いWebフォームを用意しましょう。
ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、入力完了率の高いWebフォームを作成してみてください。