フォームのセキュリティとは?フォームのセキュリティの必要性と対策方法
現在の生活に欠かせない存在となった、オンラインショッピングや各種ウェブサービス。
これらのウェブサービスへの登録やログインに、欠かせないのがフォームです。
フォームは業務効率化はもちろん、紙面に比べセキュリティ安全性に優れています。
しかしフォームのセキュリティは顧客の個人情報を扱う点から、情報漏洩や信用損失などのリスクと隣り合わせです。
今回はフォームセキュリティについて、その必要性や対策方法についてご紹介いたします。
セキュリティが高いWebフォームは、クライゼルのWebフォームをご利用ください。
この記事のポイント!
・フォームとは、Webサービスにおける情報送信システム
・無料フォームは情報漏洩やデータ改ざん、情報の不正入手のリスクがある
・フォームセキュリティ対策には「SSL化」「電子証明書」の2つがある
・セキュリティの高いフォームの導入がおすすめ
目次[非表示]
- 1.フォームとは?
- 1.1.フォームは情報の送信システム
- 1.2.フォームが利用されている例
- 2.フォームの種類 代表的なGoogleフォームやワードプレス
- 2.1.Googleフォーム
- 2.2.ワードプレス
- 3.フォームのセキュリティの必要性
- 3.1.情報漏洩のリスク
- 3.2.データベースの改ざんリスク
- 3.3.信頼損失のリスク
- 3.4.多額のコスト発生のリスク
- 4.フォームのセキュリティ対策 SSL化と電子証明書について
- 4.1.SSL化
- 4.2.SSL化されたページとそうでないページの見分け方
- 4.3.電子証明書
- 5.フォーム作成も可能なメルマガ配信・顧客管理システム「クライゼル」
- 5.1.クライゼルとは?
- 5.2.クライゼルのセキュリティ対策
- 6.フォームセキュリティを優先しよう
フォームとは?
企業の運営するWebサイトでは「購入」「回答」「申し込み」など、顧客にアクションを促す項目を設けているケースが一般的。
顧客の個人情報を必要とする際に、利用されているのがフォームです。
ここではフォームについて、お伝えいたします。
フォームは情報の送信システム
フォームは英単語では「書式」「形式」の意味を持ちます。
そしてIT用語でいうフォームは「情報を送信するシステム」のこと。
ソフトウェアの操作画面やWebページにおいて、ユーザーから必要な情報を送ってもらうために利用するページは全てフォームです。
例えばカタログで購入したいものがある際に必要な情報は「購入する商品の情報」と「発送先住所」です。
これらの情報をハガキなどに記入し投函すると販売元に送られ、受理されたのちに商品が届くのがカタログ販売の仕組みです。
Web上でのフォームは上記の例でいう、ハガキに当たる部分。
つまり相手から何かを受けたい場合に、情報を送信するために用いるツールのことといえます。
フォームが利用されている例
スマートフォンやPCの利用が当たり前となり、何事もオンラインから行うことが増えました。
そのため以前に増してフォームが当たり前の世の中になっており、皆さんの生活にもフォームは密接な存在ではないでしょうか。
よく利用されるフォームの例には以下のようなことが挙げられます。
- オンラインショッピングでの注文/決済
- 資料請求の申し込み
- メルマガ/サービスの登録
- アンケート回答 など
フォームは情報を送信するシステムとお伝えいたしましたが、さらに広義においては入力画面、全てフォームといえます。
そのためSNSなどのコメントを書き込む欄もフォームの一種です。
つまり広義では個人情報の入力だけでなく、何かを伝達するために書き込む画面もフォームにあたるのです。
フォームの種類 代表的なGoogleフォームやワードプレス
フォームが生活に密接になっていることから、さまざまなフォームが登場しています。
その中でもここでは代表的なGoogleフォームとワードプレスの2つを例にご紹介いたします。
Googleフォーム
Googleフォームは、Googleが提供するフォーム作成ツール。
GoogleではGoogleフォームに限らずGoogle ChromeやGmailなど、さまざまなウェブサービスを展開しています。
Googleフォームでは、アンケートや問い合わせ、申し込みなどの各種フォームが無料で作成できます。
さらに作成だけでなく、フォームで集めた情報の集計や分析もできる点が特徴のサービス。
例えば講演会後の意見や満足度などを知るためのアンケートをGoogleフォームで作成。
作成したアンケートは参加者にフォームのURLを共有、またはQRコードを読み込んでもらうだけなので、手軽にアンケートを配布できます。
ワードプレス
ワードプレスで作成したブログやコーポレートサイトといった、各種Webサイトにはフォームが設置できます。
お問い合わフォームやメールフォームが一般的です。
ワードプレスでフォームを設置する際はHTMLやCSSなどのコーディングで作成、あるいはプラグインを利用する方法があります。
プラグインとは、後から付け足すWebアプリケーションのことです。
プラグインを利用すれば、プログラミング知識がない場合でも簡単にフォームが設置できます。
プラグインにはさまざまな種類があり、初心者向けのものには「Jetpack Contact Form」「Trust Form」、HTMLに知見のある中級者以上向けのものに「MW WP Form」「Contact Form 7」のようなプラグインがあります。
無料のプラグインもあれば有料のものもあるため、必要に応じて利用されています。
フォームのセキュリティの必要性
Googleやワードプレスでは無料でフォームが作成でき手軽に利用できます。
しかしフォームセキュリティの面では懸念点があるのも事実。
ここでは、なぜフォームにセキュリティが必要なのかご紹介いたします。
またセキュリティが十分でない場合、起こりうるリスクも合わせてご確認ください。
情報漏洩のリスク
Webサイトで利用するフォームは、メールアドレス・名前・住所・電話番号など、個人情報を入力するケースが一般的。
そのためフォームの管理側は個人情報を預かっているという意識を忘れずに、フォームを提供する必要があります。
実際にフォームの脆弱性を狙ったサイバー攻撃が起こっており、大企業でも顧客情報の漏洩事件が発生しています。
これらはフォームのセキュリティが十分でないばかりに、サイバー攻撃を受けてしまったことが原因の1つと考えられています。
データベースの改ざんリスク
悪意を持った第三者により、不正にデータが改ざんされるリスクもあります。
本来あるべき情報を改ざんされることで、不確かな情報を提供してしまい、二次被害が発生する可能性も考えられます。
そのため重要なデータを正しく保管しておくためにも、セキュリティは重要です。
特に情報化社会となって久しい現代において、情報提供が以前にも増して重要視されています。
信頼損失のリスク
情報漏洩が起こってしまうことでフォームの管理側、つまり企業の信頼が損なわれてしまいます。
ユーザーは個人情報を送信するのは当たり前の行為と思いつつも、セキュリティ面に不安を持っている方は多数存在します。
というのも、先にご紹介したように大手企業であっても、現に情報漏洩の事件が起こっているからです。
一度そういった事件が起こってしまうと改善に全力を尽くしていても、信頼を回復するのはなかなか難しく、企業のイメージダウンにもつながってしまいます。
多額のコスト発生のリスク
サイバー攻撃による情報漏洩などが起こってしまうと、それに付随してさまざまなコストが発生してしまいます。
例えば以下のようなコストが考えられます。
- 被害規模や状況などの調査
- 損害賠償
- システムの修復
- 新規のセキュリティの導入 など
万が一被害が発生した場合に、上記のようなことを行うことで大きなコストがかかってしまいます。
結果的に、確かなセキュリティ対策が施されている有料フォームを使った方が、リスクもコストも少なく済む可能性が高いといえます。
特にWebサイトをはじめ各種SNSが台頭した現在、企業のセキュリティ関係の事件は一気に拡散されます。
そういった点からもセキュリティ面のリスクは事前に回避する方が、企業の対策として合理的でしょう。
高セキュリティなWebフォーム運用を考えるなら、ぜひクライゼルの導入をご検討ください。
サービス開始以来10年以上情報漏洩事故ゼロ。
官公庁や大企業に選ばれる高セキュリティなWebフォームは「クライゼル」
フォームのセキュリティ対策 SSL化と電子証明書について
実際にフォームのセキュリティ対策には、SSL化と電子証明書がポイントです。
ここではセキュリティ対策に有効な2つの方法についてお伝えいたします。
SSL化
SSL化は暗号化ともいわれ、送信する情報を全て暗号化することです。
これにより悪意のある第三者が送信された情報を改ざんしたり、閲覧できないようにします。
今ではフォームに限らず、Webページ全体をSSL化することが一般的となっています。
そのためなかにはSSL化されていないWebページはセキュリティ面の不安から使うことに抵抗があるという方もいるのです。
実際にSSL化が進んでいないWebサイトは、検索エンジンにおいて上位表示されないと言われています。
この動きは一般ユーザーを守ためにも、今後加速していくと見込まれます。
SSL化されたページとそうでないページの見分け方
フォームを含め、SSL化されているページのURLは「https」から始まります。
一方で、SSL化されていないページは「http」から始まります。
SSL化されていないことでユーザーからの信頼性を失ってしまわないよう、Webページは常時SSL化しておくべきです。
電子証明書
Webページが暗号化されたSSLサーバーであると証明するのが電子証明書です。
これは「SSLサーバー証明書」ともいわれており、WebページのURLが記載されている横にある鍵マークで確認できます。
この鍵マークには「ドメイン認証」「サーバーの運営者情報」「証明書を発行した認証機関の署名」が記載されています。
セキュリティが十分であるかを確認したい場合は、電子証明書を確認し証明書が有効であるかをチェックすると良いでしょう。
フォーム作成も可能なメルマガ配信・顧客管理システム「クライゼル」
ご紹介してきたように、フォームセキュリティは情報漏洩やデータの改ざん、信用損失などさまざまなリスクがあります。
最後にここでは、各種セキュリティ対策はもちろん、メルマガ配信や顧客管理も可能なシステムクライゼルをご紹介いたします。
クライゼルとは?
クライゼルとは、主にメール配信サービスやフォーム作成サービス、データベースサービス、セールスフォース連携が行えるシステム。
現在1,000社以上の企業や教育機関のお客様にご利用いただいています。
クライゼルのセキュリティ対策
クライゼルはSSL化はもちろん、その他のセキュリティ対策も可能です。
- サービス全体のセキュリティとして、情報が暗号化されるSSL化。
- データベースや機能ごとに権限付与できる権限機能。
- 担当者以外がシステムを操作することを防ぐための自動ログアウト機能。
- お客様への誤送信を防ぐ確認メール機能。
- 担当者がアクセスした情報を把握できる、監査ログ機能。
その他にもサーバーセキュリティや組織セキュリティなど、20を超えるセキュリティ機能が備えてあります。
フォームセキュリティを優先しよう
今回はフォームセキュリティの必要性やセキュリティが十分でない場合のリスク、対策方法についてお伝えいたしました。
企業とユーザーがフォームを通して円滑にやりとりできるようになった分、セキュリティには一層注力する必要があります。
そのためにもセキュリティ面で安全性の高い有料のフォーム作成ツールがおすすめです。
ご紹介したようにクライゼルでは、セキュリティ面も安心のフォーム作成ツールを提供しています。
情報漏洩や改ざんなどの被害が起こらないようにも、ぜひセキュリティ対策の進んだフォームを活用してください。
第三者機関セキュリティ認証取得
官公庁にも選ばれる高セキュリティなWebフォームならクライゼル