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顧客管理/会員管理システムがわかる。導入・運用ガイド

非接触型の営業・マーケティングの推進や業務効率化・DX化、通販の利用者拡大、顧客ニーズの多様化などを背景に、ニーズが高まっている会員情報システム。現在、新規導入や見直しを検討されている企業も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、会員情報システムに関する情報をまとめて解説。会員管理システムの定義や導入の目的から、機能や活用方法、会員管理システムを導入する際の選定ポイント、外部システムとの連携方法まで、詳しくご説明します。


目次[非表示]

  1. 1.会員管理システムの定義
  2. 2.会員管理システムの導入目的
  3. 3.会員管理システムの主要機能と活用方法
      1. 3.0.1.①情報のデータベース化
      2. 3.0.2.②プロモーションによる集客強化
      3. 3.0.3.③会員サポートによる実行力強化
  4. 4.会員管理システムのメリット・デメリット
      1. 4.0.1.メリット
      2. 4.0.2.デメリット
  5. 5.会員管理システムの比較ポイント・選び方
      1. 5.0.1.①「どのような・どれくらい」という情報の量と質
      2. 5.0.2.②「どうやって」という情報の収集・活用方法
      3. 5.0.3.③「どのくらい」という個人情報保護観点からのセキュリティ担保
  6. 6.会員管理システムのサービス連携・システム連携方法
  7. 7.クライゼルの会員管理システム
    1. 7.1.ログイン認証機能も開発不要で簡単に実装
    2. 7.2.デザインの自由度が高い
    3. 7.3.会員サイトに加えて多彩な機能を完備


会員管理システムの定義

会員管理システムとは、自社サービスや商品の購入者や見込み客を管理するシステムです。単に会員情報を蓄積するだけでなく、マーケティングや顧客満足度の向上に役立つ機能を搭載しており、LTV (Life Time Value(顧客生涯価値))を最大化することが会員管理システムの役割と言えます。


「会員管理システムと顧客管理システムはどう違うのか?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、実際のところ両者に大きな違いはなく、ほぼ同義のものと考えて良いでしょう。


会員管理システムの導入目的

会員管理システムはさまざまな機能を搭載しているため多様な目的で導入されますが、大別すると以下の4つに分けられます。

  • データベース化による事務作業の効率化
  • 会員へのアプローチによるサイト内集客の強化
  • 顧客情報を分析に基づく施策によるLTVの最大化
  • セキュア環境を担保したプラットフォーム化

会員管理システムを導入するきっかけとして特に多いのは、「事業の初期段階からExcelで管理していたが、セキュリティが不安な上、処理も重たい」というものです。

会員管理システムは事業発展の基盤となるものであり、安全かつ効率的な運用が求められます。その点、データベースドリブンなクライゼルならセキュアな環境構築が可能で、柔軟性や拡張性も抜群。安全な運用と事業の成長スピードの加速を実現します。


会員管理システムの導入目的について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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会員管理システムの主要機能と活用方法

続いては、会員管理システムの主な機能とその活用方法について説明しましょう。

細かな機能はベンダーごとに異なりますが、会員管理システムの機能を大きく分けると、情報のデータベース化、プロモーションによる集客強化、会員サポートによる実行力強化の3つです。


①情報のデータベース化

まずは会員情報のデータベースとしての機能です。会員管理システムがあれば、会員情報を一元管理でき、分析による販売戦略の立案や、顧客のセグメントによる効率的なマーケティング活動も行いやすくなります。


②プロモーションによる集客強化

さらに会員管理システムには、メール配信機能やアプリプッシュ機能などでプロモーションに役立てることができます。システム内で完結できますので手間もかからず、施策実施後は分析機能を活用することで、スピーディーかつ効果的にPDCAを回していくことが可能です。


③会員サポートによる実行力強化

また、会員管理システムは集客だけでなく、会員の細やかなフォローにも最適。会員向けのイベントの実施や、アンケート、ステップメールなどによって、リードナーチャリングや顧客の固定化、優良顧客化の課題にも力を発揮します。


このように、会員管理システムはさまざまな機能を搭載しており、活用の幅も非常に広いのが特徴。特に使用頻度の高いフォーム機能やメール配信機能を標準搭載しており、すぐに使える会員管理システムがおすすめです。

多様な課題に対応でき、情報の一元管理ができる会員管理システムでLTVの向上を目指しましょう。


会員管理システムの機能について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


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会員管理システムのメリット・デメリット

ここで、会員管理システムを導入するメリットとデメリットをまとめてみましょう。

メリット

  1. 顧客のセグメントに合わせた緻密なマーケティングを行える
  2. 潜在顧客など幅広い顧客に、効果的なアプローチができる
  3. アンケート・サポート対応で顧客満足度を高められる

デメリット

  1. コストがかかる
  2. 個人情報の取り扱いに留意する必要がある

上記以外にも、現在「動作が重い」「セキュリティが不安」「人的作業による作業効率の低さやミスの多さが目立つ」などの課題を感じているのであれば、会員管理システムがその解決策ともなるでしょう。


会員管理システムはメリットが大きく、活用の幅も広いものですが、当然コストもかかってきますので、期待される効果と天秤にかけて費用対効果で判断するようにしましょう。


また、導入を検討される際には短期的な観点だけでなく、セキュリティリスクや中長期的な事業成長を見据えて判断する必要があります。クライゼルなら、サービス開始以来10年以上にわたって情報漏洩リスク0な上、拡張性も高いため安心して導入いただけます。


会員情報システムのメリット・デメリットについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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会員管理システムの比較ポイント・選び方

ここからは、会員管理システムを導入する際に比較のポイントや選び方について解説していきましょう。


各社の課題や導入の目的などによって重視されるポイントは異なれど、必ず抑えておきたいポイントは以下の3点です。


①「どのような・どれくらい」という情報の量と質

まずは自社の業務フローを鑑みて、会員情報システムでどのような情報をどれくらいのボリュームで扱う必要があるのかを整理しましょう。会員データベースとして運用するにあたって、十分なプラットフォームであるかは第一のチェックポイントとなります。


またその情報の収集にあたってWebフォームを活用する場合には、

・ 目的から逆算した必要な情報の入力フォームがあるかどうか

・入力フォームの入力率を高めるためのPDCAができるかどうか

の2点も確認が必要です。


②「どうやって」という情報の収集・活用方法

次に、その情報をいかに収集し、活用するかについてイメージを固め、必要な機能が備わっているかを確かめましょう。

具体的には、

  • 他のツールと連携が可能かどうか
  • 複数の人が同時に入力可能かどうか
  • 外出先から閲覧・入力可能かどうか
  • PC以外の端末からの閲覧・入力可能かどうか

などの点は押さえておきたいポイントです。


③「どのくらい」という個人情報保護観点からのセキュリティ担保

最後のポイントはセキュリティの堅牢さです。


・閲覧制限・入力制限ができるかどうか

・個人情報が特定個人情報か、そうではないか

・対象ツールのベンダーのセキュリティ意識が高いかどうか(Pマークなど)

などの点をチェックしましょう。


会員管理システムは個人情報を扱うものですので、セキュリティを疎かにすることのないよう、導入時に冷静に見極めることが大切です。


選定時に注意したいのは、コスト優位で選定しすぎて必要な機能を削ってしまわないことです。後々になって他のサービスで不足している機能をカバーしたり、オプションを追加したりと、結局トータルコストがかさんでしまうケースも散見されます。

イニシャルの費用だけに意識を取られることなく、トータルコストと費用対効果で判断するようにしましょう。


会員管理システムの選び方について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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会員管理システムのサービス連携・システム連携方法

さまざまな業務に活用できる会員管理システムは、他のシステムと連携することで相乗効果を発揮します。

特におすすめしたいのが営業支援やマーケティング支援系のツールや、社内コミュニケーションツールとの連携です。シームレスな連携ができれば業務効率も大幅にアップできるだけでなく、LTVの向上にもつながるでしょう。


システム連携に強い会員管理システムのクライゼルなら、SalesforceやkintoneなどのSFA・CRMツールをはじめ、Slack、各種決済システムなど多様なシステム・サービスとの連携が可能。APIも提供しているため柔軟に対応でき、webhook機能によるリアルタイムでの連携も行えます。さらに、高度な連携には代行型のシステム連携構築サービスもご用意。貴社のご要望に沿った自動連携を実現いたします。


会員管理システムと他システム・サービスとの連携について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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クライゼルの会員管理システム

クライゼルはシステム連携機能により、簡単に会員管理や幅広いシステムとの連携ができ、官公庁導入実績もあるセキュリティが高い会員管理システムです。


ログイン認証機能も開発不要で簡単に実装

会員のログイン認証機能など会員サイトに必要な機能を新たに開発するには時間とコストがかかりますが、クライゼルの会員管理システムであれば、専門知識がなくともログイン機能や会員限定ページを簡単に実装できます。


デザインの自由度が高い

既に運営サービスサイト等があり、会員専用サイトやページを既存サイトのデザインに似せたいといった場合、デザインの自由度の高いシステムを利用する必要があります。 クライゼルではCSSやJavaScriptを活用した柔軟なデザインやカスタマイズが可能な自由度の高いサービスです。


会員サイトに加えて多彩な機能を完備

会員サイトの作成機能だけでなく、メール配信やフォームなど、顧客育成に役立つ機能も充実しています。 


クライゼルでは会員サイトのプラットフォームを提供するだけでなく、会員サイトや会員ページの構築の相談も承っています。
 
会員情報を一元管理する会員管理システムは、会社の業界・サービスによって使い方はさまざまです。
「クライゼル」では、会員管理システムとして、多彩な業務に柔軟に対応が可能な高いカスタマイズ性とセキュリティ性を提供しています。
 
官公庁や大手企業でも採用されている会員管理システムの「クライゼル」を、ぜひお試しください。


多彩な業務で使える高セキュリティなWebCRMツールといえば、「クライゼル」

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M.Hattori

M.Hattori

トライコーン(株)Senior Vice President of Marketing。web広告、CRM、CDP、データ可視化などお客様のwebマーケティングの課題解決に長年従事。 Salesforce Marketing cloud メールスペシャリスト / アドミニストレータ / コンサルタントおよび、Salesforce アドミニストレータの各認定資格を保持。

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