会員サイトの運用の必要知識|構築から運用改善までをわかりやすく解説
商品・サービスのコモディティ化が進み、新規顧客の獲得が難しくなる中で、会員サイトを活用して既存顧客との関係強化や売上げ向上を図りたいと考えている企業も多いでしょう。
この記事では会員サイト運用の必要知識として、構築から運用改善までの一連の情報をまとめて解説します。
会員サイトを構築するなら、官公庁や大企業に選ばれるクライゼルの会員サイト機能をご利用ください。
目次[非表示]
- 1.会員サイトに必要な機能とは?
- 1.1.会員サイトで最低限必要な主な機能
- 1.2.会員サイトこそ要件定義をしっかり行う
- 2.会員サイトの作り方は?
- 2.1.オープンソースのCMSで構築
- 2.2.ASPの活用で構築
- 3.会員サイト無料
- 4.会員サイトCMS
- 5.会員サイトASP
- 5.1.会員サイトにASPを使うメリット
- 5.2.会員サイトのASPの選び方
- 6.会員サイトのセキュリティ
- 7.まとめ
会員サイトに必要な機能とは?
はじめに、会員サイトにはどのような機能が必要になるのかをご紹介します。
会員サイトの機能については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
会員サイトで最低限必要な主な機能
会員サイトに最低限必要な機能としては、会員登録を行うフォーム機能、ログイン機能、お知らせ機能などのユーザーが使う機能のほか、権限管理機能やIPアドレス制限機能といったセキュリティ機能が挙げられます。また会員サイトの内容によって、会費や商品代金の支払いに使う決済機能、会員ランク機能、動画配信機能なども求められるでしょう。
会員サイトこそ要件定義をしっかり行う
会員サイトと一口に言っても、商品の販売を目的としたサイトなのか、既存顧客へのサポートとしてのサイトなのかなど、サイトの目的によって求められる機能は大きく異なります。
そこで重要になるのが要件定義です。
会員に対して何を行いたいのか、管理者はどのようなフローで運用したいのか、求めるセキュリティレベルはどの程度かを構築前にまとめておことが、スムーズに公開へと漕ぎ着けるポイントになります。
会員サイトの作り方は?
次に会員サイトの作り方として、主な2パターンの構築方法をご紹介します。
以下の記事では会員サイトの構築方法や手順について解説しています。詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
オープンソースのCMSで構築
1つ目は、WordPressをはじめとするオープンソースのCMSを使って構築する方法です。無料で手軽に始められる点が最大のメリットと言えます。
ただし、会員サイトを作るにあたってはセキュリティ対策を講じたり、機能ごとにプラグインを設置したり、サーバーの管理も自社で行う必要があるなど、構築・運用に手間がかかることが難点です。
ASPの活用で構築
2つ目は、会員サイト構築用のASPツールを使って構築する方法です。
会員サイトに求められる機能が予め搭載されており、サーバー管理やセキュリティ対策もASP提供側が行ってくれるなど、オープンソースのCMSで構築する際の問題点をクリアできる点が魅力です。
ASPごとに搭載している機能は異なり、料金にも差がありますので、自社に合ったASPを見つけることが構築時のポイントとなるでしょう。
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会員サイト無料
続いては、「会員サイトをできるだけ安く作りたい」という方に向けて、安価に構築する方法を紹介します。
以下の記事では、会員サイトを無料で構築する方法や注意点などを詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
オープンソースのCMSにて無料で構築
WordPressなどの無料のCMSを使えば、無料で会員サイトを作ることが可能です。ただし、無料で使えるデザインテンプレートやプラグインには限りがあるため、簡易的な会員サイトを作りたい場合に限られるでしょう。また、サーバー管理やセキュリティ対策にかかる運用の手間も考慮する必要があります。
ASP(クラウド・パッケージ)にて有料で構築
構築・運用にかかる手間を抑えて、コストパフォーマンスの高い方法を選びたいなら、ASPを活用することをおすすめします。ASPであれば月額制の料金体系を採用していることも多いため、初期費用を抑えることも可能です。
会員サイトCMS
ここでは、「CMSを使って会員サイトを構築したい」という方向けに、CMSでの構築方法について説明します。
CMSを使った会員サイトの構築方法については、以下の記事で解説しています。より詳しい情報を知りたい方はぜひご覧ください。
CMSで会員サイトを開発するメリット
CMSで会員サイトを開発するメリットとしては、オープン情報とクローズド情報の両方を1つのシステム内で管理できる点があげられます。ただし、基本的にCMSの標準機能では会員サイトに必要な機能をカバーできないため、プラグインで補うことになります。
ASPとCMSでの会員サイトの構築の違い
ASPの場合は、会員サイトに必要な機能がパッケージ化されていますが、CMSの場合はプラグインを使って必要な機能をカバーしていかなければいけません。また、CMSのプラグインを使うとデザインの自由度は狭くなり、カスタマイズを行うには専門知識が求められますが、ASPであればデザインの自由度が高くオリジナリティのある会員サイトが作りやすいでしょう。
会員サイトASP
次に、会員サイトを構築するもう1つの方法である、ASPを使った方法について見ていきましょう。
ASPを使った会員サイトの構築方法は、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご参考ください。
会員サイトにASPを使うメリット
ASPには会員サイトに必要な機能が揃っていますので、ASPを導入すれば簡単な設定でスピディーに会員サイトを公開することも可能です。また、セキュリティ面はサービス提供側が担保してくれるので運用の手間もかからず、マーケティング施策の実行に注力できる点も魅力です。
会員サイトのASPの選び方
会員サイト用のASPには多くの種類があるため、自社に適したツールを選定することが重要になります。例えば、会員情報の管理や入金管理などの事務作業の効率化に強みがあるものや、コミュニケーション機能に強みがあるもの、ECサイト向けのカート機能や決済機能などに強みがあるものなど、特徴もさまざまです。会員サイトの目的や要件に添うものを選ぶことで、課題解決に大きく近づくでしょう。
会員サイトのセキュリティ
最後に、会員サイトを構築する際に忘れてはならない、セキュリティに関するリスクについて解説します。
会員サイトにおけるセキュリティリスクやその対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
会員サイトこそサイバー攻撃と脆弱性に注意
会員情報を扱う会員サイトは、通常のWebサイト以上にサイバー攻撃や脆弱性に注意を払う必要があります。
十分なセキュリティ対策を行っていない場合には、マルウェア感染や個人情報の流出などを引き起こしかねません。最新版へのアップデートや常時SSL化、管理画面へのアクセスに対するIPアドレス制限などの対策を欠かさないようにしましょう。
個人情報など情報管理は会員サイトの事業リスク
情報管理を徹底しておかないと、上述のようなセキュリティリスクを招くだけではありません。会員情報を預けているユーザーにとっても、情報管理が徹底している会社かどうかは重要なポイントです。企業とユーザーの双方にとって安心・安全な環境で会員サイトを運用することは、会員制ビジネスの発展の土台と言えるでしょう。
まとめ
会員サイトにはおさえておくべきポイントが多く、構築にも運用にも手間が取られがちです。高機能・高セキュリティなASPを導入するなどして、効率的かつ効果的な構築・運用を心がけましょう。
官公庁や金融機関にも導入実績を持つ「クライゼル」は、機能・セキュリティの高さは折り紙つきで、安心・安全な会員サイトの運用環境を提供します。外部システムとの連携も充実しており、マーケティングフローの効率化にも役立ちます。会員サイトの立ち上げをお考えの方は、ぜひクライゼルをご活用ください。
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