会員サイトの管理・構築とクラウド|活用範囲とサービスの選び方
会員サイトを立ち上げるにあたって、クラウドサービスを活用して効率的に構築・運用したいと考える方も多いでしょう。
この記事では、会員サイトにおけるクラウドサービスの活用範囲や利用のメリット、サービスの選び方について詳しく解説します。
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目次[非表示]
- 1.会員サイトにおけるクラウドの活用範囲
- 1.1.インフラからのサイト立ち上げ
- 1.2.運用の顧客管理
- 1.3.マーケティング施策の実施・改善
- 1.4.保守のシステムメンテナンス業務の外部化
- 2.そもそもクラウドシステムとは?
- 3.会員サイトにおけるクラウドサービス利用のメリット
- 3.1.初期構築コストを抑えられる
- 3.2.機能の自動アップデートができる
- 3.3.最新のセキュリティ対応ができる
- 4.会員サイトにおけるクラウドサービス利用の注意点
- 4.1.システム提供をする会社への依存
- 4.2.インターフェイスの自由度が低い
- 4.3.オンライン環境のみの動作対応
- 4.4.提供事業者側サーバーダウンによる継続性の担保難
- 5.会員サイトの管理・構築サービスの選び方
- 5.1.機能と価格のバランス
- 5.2.管理画面の操作性
- 5.3.カスタマイズ性
- 5.4.セキュリティへの対策・実績
- 6.まとめ
会員サイトにおけるクラウドの活用範囲
まずは、会員サイトにおいてクラウドサービスで対応できる範囲について見ていきましょう。
インフラからのサイト立ち上げ
クラウドサービスを活用すれば、インフラはもちろんのこと、会員サイトに必要とされる基本機能も揃っています。難しいプログラムを書く必要がなく、コーディングだけで簡単に会員サイトを立ち上げることができます。
運用の顧客管理
顧客情報の入出力や検索、編集などの会員管理もクラウドサービスなら安全に行えるでしょう。商品・サービス別のデータベースや行動履歴、購買履歴など、複数のデータベースを運用できる環境であれば、CRMツールとしても活用できます。
マーケティング施策の実施・改善
クラウドサービスの中には、会員限定クーポンやメール配信、会員限定の動画配信、アンケートなどの会員向けマーケティングに必要な機能が揃っているものもあります。また分析機能が整っていることも、PDCAを回す上では重要です。
保守のシステムメンテナンス業務の外部化
サーバー保守やアップデート対応などのメンテナンス業務をベンダーが行ってくれる点もクラウドサービスの魅力です。大切な会員情報を安心して管理・運用できるサービスを選ぶようにしましょう。
そもそもクラウドシステムとは?
クラウドシステムとは、インターネット経由で利用できるシステムのことを指します。自社内に設置したサーバーでシステム構築から運用までを行うオンプレミスとは違い、導入に時間がかからないことや運用の負担を軽減できること、リモートワークにも対応しやすいことがメリットとしてあげられます。
会員サイトにおけるクラウドサービス利用のメリット
続いて、会員サイト構築時にクラウドサービスを活用するメリットを紹介します。
初期構築コストを抑えられる
1つ目のメリットは初期構築コストを抑えられる点です。会員サイトにはさまざまな機能が必要になるため制作コストがかさみがちですが、パッケージ化されているクラウドサービスを活用することでコストを抑えることができます。
料金体系としても月額制のものが多く、導入しやすくなっています。
機能の自動アップデートができる
2つ目は機能のアップデートを自動で行ってくれる点です。日進月歩でテクノロジーが進化する中で、ベンダー各社もより魅力的なサービスにしようとアップデートを続けています。クラウドサービスであればアップデートも自動で行われるため、「システムが古くなったから入れ替える」という必要がありません。
最新のセキュリティ対応ができる
3つ目は最新のセキュリティ対応ができる点です。サイバー攻撃の手口も巧妙化する中で、自社で最新のセキュリティ対応を行うことは容易ではありません。クラウドサービスなら高度なセキュリティ環境を提供してくれますので、社内に専門知識を持つ人材がいなくても安心して運用ができます。
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会員サイトにおけるクラウドサービス利用の注意点
上述のようなメリットがある一方で、クラウドサービスを利用する上で注意すべき点もあります。以下の点を踏まえて、導入の是非や利用サービスを検討しましょう。
システム提供をする会社への依存
クラウドサービスは、多くの企業にとって使いやすいシステムとして構築されているものの、必ずしも自社のやりたいことが全て叶うわけではありません。できることがシステムによって制限されるおそれもありますので、導入時に自社の希望にマッチするものを十分に検討する必要があります。
インターフェイスの自由度が低い
クラウドサービスの場合、管理画面のインターフェイスをカスタマイズすることは基本的にできません。
管理画面を自社の仕様に変更したい場合はカスタマイズ(開発)が入る場合がほとんどです。
管理画面の使い勝手が悪いと作業効率が下がるだけでなく、システムを活用しきれずに費用対効果が見合わなくなることもあるでしょう。
ですので、既存の管理画面を使うかカスタマイズするかは、かかる費用や業務と合わせて検討が必要です。
オンライン環境のみの動作対応
クラウドサービスはインターネット経由で使用するシステムですので、当然ながらオンライン環境でなければ動作しません。また対応する端末やOS、ブラウザも利用するサービスによって異なりますので注意が必要です。
提供事業者側サーバーダウンによる継続性の担保難
クラウドサービスは提供事業者側が運用しているシステムを利用しているため、仮に提供側のサービスが何らかの原因でダウンすれば、アクセスができなくなってしまいます。
万が一に備えてバックアップを取るなど、対策を講じておきましょう。
会員サイトの管理・構築サービスの選び方
最後に、会員サイト構築や会員情報管理ができるクラウドサービスを選定する際のポイントをご紹介します。
機能と価格のバランス
まずは、費用対効果が見込めるかどうかが大きなポイントになります。サービスを選定する際は、自社が必要する機能が搭載されていることに加えて、機能と価格とのバランスが取れているかをチェックしましょう。
管理画面の操作性
上でも述べたように、クラウドサービスではインターフェイスを変更することは難しいため、導入前に操作性を確かめておくことも重要です。デモやお試し期間を活用して担当者自身にシステムに触れてもらうようにしましょう。
カスタマイズ性
会員サイトのデザインや、機能追加、顧客リストへの任意項目の設定、基幹システムとの連携など、デザイン面・機能面でどの程度カスタマイズができるのかも見極めのポイントです。会員サイトや顧客管理で実現したいことをリストアップして、実現の可否とコストを確かめましょう。
セキュリティへの対策・実績
会員サイトを構築すればインターネット上で顧客情報を保管することになりますので、セキュリティ対策も重要です。どのようなセキュリティ機能が備わっているのかに加え、ベンダーがISMSやPマークを取得しているかもチェックしておくと安心です。
まとめ
会員サイトの構築と運用にかかる時間やコストは、クラウドサービスを活用することで大幅に削減することができます。
パッケージ化されたサービスであるため、自社に適しているかどうかを導入前に見極めることが重要になるでしょう。
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また、クラウドサービスながらカスタマイズ性も高く、サイトデザインの変更や機能追加、外部システム連携などにも柔軟に対応しています。
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