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会員サイトとASPサービス|堅牢なセキュリティでサイバー攻撃から保護

会員との関係性構築や会員限定のコンテンツ配信などに役立つ会員サイト。

通常のサイト以上に複雑な機能や専門的な知識が必要なため、構築に時間がかかる上、運用管理にも手間が取られるとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、会員サイトの構築〜運用を楽にしてくれる、会員サイト構築専用のASPサービスをご紹介します。

ASPの活用に適しているケースから、ASPで構築するメリット、タイプ別の種類などについて詳しく解説していきます。会員サイト構築でお悩みの方はぜひご参考ください。

高セキュリティで官公庁・大企業から選ばれる会員サイトASPはクライゼルの会員サイト作成機能をご利用ください。


目次[非表示]

  1. 1.会員サイトを構築する方法
    1. 1.1.フルスクラッチで構築
    2. 1.2.CMSとプラグインを活用して構築
    3. 1.3.ASP(クラウド・パッケージ)で構築
  2. 2.CMSでの構築はデザイン・セキュリティの担保が難しい場合も
  3. 3.ASPを活用して会員サイトを構築するケース
    1. 3.1.プログラミングで1から構築したいケース
    2. 3.2.デザイン性が高いサイトにしたいケース
    3. 3.3.機能性が高い会員制サイトを構築したいケース
    4. 3.4.セキュアな会員制サイトを構築したいケース
  4. 4.ASPを活用して会員サイトを構築するメリット
    1. 4.1.運営に必要な機能が揃っている
    2. 4.2.使いやすい操作画面で運用しやすい
    3. 4.3.サーバーを自社で用意しなくて良い
    4. 4.4.決済システムと連携しやすい
  5. 5.会員管理システムのASPの分類
    1. 5.1.作業の効率化機能に強みがあるタイプ
    2. 5.2.会員への販促・コミュニケーション機能に強みのあるタイプ
    3. 5.3.プラットフォーム構築機能に強みのあるタイプ
    4. 5.4.ECとして商品販促・決済機能に強みがあるタイプ
  6. 6.まとめ


会員サイトを構築する方法

まずは、会員サイトの構築方法3パターンのメリット・デメリットから説明しましょう。


フルスクラッチで構築

1つ目の方法は、フルスクラッチで構築する方法です。3つの中で最も自由度が高いため、特別な機能を必要とする場合には適した方法と言えます。

しかし完全に自社専用のシステムとなるため、構築や改修に多大なコストと時間を要することがデメリットとなります。


CMSとプラグインを活用して構築

2つ目の方法は、CMSのプラグインを活用する方法です。自社サイトの構築に利用しているCMSをベースに会員サイトを構築できるため、導入の手間やコストを抑えられる点や運用の際にもコンテンツ管理がしやすい点などがメリットとなります。

メジャーなCMSであるWordPressなどであればプラグインも充実していますが、その反面セキュリティ面での不安があります。

また、個々のプラグインの自由度は決して高くないため、実現できることが限定的になったり、機能追加したい場合に思わぬ大改修になったりすることもあるでしょう。


ASP(クラウド・パッケージ)で構築

3つ目の方法は、会員サイト構築専用のASP(クラウド・パッケージ)サービスを活用する方法です。

CMSにプラグインを追加するよりもコストがかかる点と、通常サイトと会員サイトで管理するシステムが別になる点がデメリットとなるため、簡易的な会員サイトよりも本格的な会員サイトの構築に適した方法と言えます。

専用サービスならではの構築・運用のしやすさが最大の魅力で、会員サイトに求められる機能がパッケージ化されているため、会員向けのマーケティング強化につなげやすいでしょう。

また、WordPressなどとは異なり、セキュリティ面をASP側で担保してくれる点も特徴です。


CMSでの構築はデザイン・セキュリティの担保が難しい場合も

多くの企業では、会員サイトを構築するとなれば、CMSで構築するかASPを用いるかの2択になるでしょう。

できるだけ費用をかけず簡易的に会員サイトを持ちたい場合には、新たにASPを導入するよりも既存のCMSを活用したいと考えがちですが、その際に特に注意をしたいのが、デザイン面とセキュリティ面です。

CMSで構築する場合には自社でコンテンツ更新をしたい際にデザインの自由度が少なく、デザイン性を高めたいとなれば制作会社に依頼することになるでしょう。

その点、ASPではデザインをフルカスタマイズできるサービスも多いため、自社のイメージに合わせて会員サイトを構築できるメリットがあります。

また、会員情報を扱う会員サイトではセキュリティ面の配慮が必須となりますので、セキュリティ面に不安のあるCMSの場合には別サービスで構築するのが得策と言えるでしょう。


ASPを活用して会員サイトを構築するケース

次は、具体的にASPを活用して会員サイトを構築するのに適したケースを取り上げます。


プログラミングで1から構築したいケース

既存のサイトとは切り離して会員サイトを構築・運用したい場合には、既存サイトのCMSにこだわる必要がないため、より構築・運用のしやすいASPサービスを導入するのが良いでしょう。もちろん、基本的な機能は備わっていますので、フルスクラッチで構築するよりもはるかに短時間でコストをかけずに完成させることができます。


デザイン性が高いサイトにしたいケース

デザイン面でもカスタマイズがしやすい点はASPサービスの大きな特徴です。CMSのプラグインは基本的に機能追加のサービスですので、デザインの自由度が低いなど、デザインを変えようと思うと工数がかかるケースが多いと言えます。

その点、ASPの場合はデザインの自由度が高いものや、専門知識がなくてもある程度のデザイン性を持ったサイトが構築できるものなど、デザイン性と機能性のバランスが取れたものが多いでしょう。


機能性が高い会員制サイトを構築したいケース

ASPは、会員サイト構築に必要な機能がパッケージ化されていますので、機能性が高い会員サイトを構築したい方にはピッタリです。

決済機能やランク管理、メルマガ配信、外部連携など自社が実現したい機能をカバーしているASPを選べば、スピーディーに構築することが可能です。


セキュアな会員制サイトを構築したいケース

会員への情報収集・発信を行う会員サイトは、セキュリティ面も重要なポイントです。サーバー上に顧客情報のデータベースを持つことになりますので、セキュリティ対策が万全かどうかはしっかりチェックしておく必要があります。

その点、会員サイト構築専用のASPであれば、外部からの侵入はもちろん、内部からの漏洩防止のためのアクセスログの解析機能など、会員サイトに求められるセキュリティ要件をかなえているものが多いでしょう。


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ASPを活用して会員サイトを構築するメリット

会員サイトを構築する際に、ASPを活用するメリットにはどんな点があるのかを4つご紹介します。


運営に必要な機能が揃っている

ASPで会員サイトを構築する最大のメリットは、会員サイトの運用に必要な機能が揃っている点にあると言えます。ログイン機能や登録フォーム、マイページなどのユーザー向けの機能や、会員管理、メッセージ配信などの管理者側の機能が揃っています。

また、サービスによって決済機能やメルマガ配信機能、他システム連携機能など、多様な機能を搭載していますので、都度改修することなくマーケティング施策を広げていけるでしょう。


使いやすい操作画面で運用しやすい

ASPの場合、表示することを主眼に置いているCMSよりも、管理者にとって操作・運用がしやすくなっている点も大きなメリットです。双方向のコミュニケーションが求められる会員サイトにおいては、管理者の使いやすさも重要なポイントと言えます。


サーバーを自社で用意しなくて良い

ASPはサービス提供者が用意したサーバーを使ってインターネット上で利用するサービスですので、自社でサーバーを用意し運用する必要がありません。サーバー管理やセキュリティ対策の手間を考えることなく、施策に注力できるメリットは大きいでしょう。


決済システムと連携しやすい

決済機能はセキュリティの観点から、サイトとは別に個別で決済サービスを導入しなければいけないことが多いもの。会員サイトのASPの中には決済サービスとの連携実績を有するものもあり、会員情報の管理から決済までをシステム連携することで一括運用できるメリットがあります。


会員管理システムのASPの分類

現在は多くのベンダーが会員管理システムのASPを提供しており、その特徴はさまざまです。ここでは会員管理システムのASPを4つのタイプに分けて紹介します。


作業の効率化機能に強みがあるタイプ

1つ目は、会員情報の管理や、決済、入金管理などの事務業務の効率化に強みがあるタイプです。

自動の督促案内や、会計システムとの連携ができれば、サービス運営にかかる事務業務の負担を軽減することができるでしょう。


会員への販促・コミュニケーション機能に強みのあるタイプ

2つ目は、会員へのアプローチ機能に強みがあるタイプです。メルマガ配信やショートメッセージ配信などが代表的な機能になります。会員情報の収集からメール配信、分析まで一気通貫で行えるシステムなら、マーケティング施策のPDCAを回しやすくなります。


プラットフォーム構築機能に強みのあるタイプ

3つ目は、プラットフォーム構築に強みのあるタイプです。会員情報を管理するプラットフォームとして利用でき、CRMや顧客分析に利用できる点が特徴です。また、このタイプはセキュリティ対策も充実している点も魅力と言えます。


ECとして商品販促・決済機能に強みがあるタイプ

4つ目は、ECサイトとしての機能に強みがあるタイプです。カート機能や決済機能、ECサイト連携、ポイント付与などが代表的な機能です。販売をメインとしたサイトを構築するならこのタイプがおすすめです。


まとめ

会員サイトをスピーディーに作成でき、セキュアに運用できるASPは会員向けのマーケティングを充実させる上で強い味方となります。

さまざまなサービスが提供されているため、販売、コミュニケーション、事務の効率化など何を目的とするかを明確にした上で、自社に合うサービスを導入することが重要になります。

また専門的なサービスであるため、制作代行や運用サポートといったソフト面が充実しているかもポイントとなるでしょう。マーケティングの基盤として利用できるサービスであれば、売上の向上にもつながります。

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M.Hattori

M.Hattori

トライコーン(株)Senior Vice President of Marketing。web広告、CRM、CDP、データ可視化などお客様のwebマーケティングの課題解決に長年従事。 Salesforce Marketing cloud メールスペシャリスト / アドミニストレータ / コンサルタントおよび、Salesforce アドミニストレータの各認定資格を保持。

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