安全に効率的なデータ活用のためのWebフォームのセキュリティ対策
Webフォームを利用して効率的にデータを活用するためには、顧客から信頼されるWebフォームの運用が欠かせません。
そのためにはセキュリティ対策をしっかりとしていく必要があります。
この記事では、Webフォームのセキュリティ対策方法はもちろんのこと、Webサイトに降りかかる攻撃の種類、トラブルへの対策方法を紹介していきます。
セキュリティが高いWebフォーム作成ツールならクライゼルのWebフォーム作成機能をご利用ください。
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Webフォームの活用はCVRだけではなくセキュリティ面にも配慮
Web フォームとは、ユーザーがサイト上で問い合わせをしたりアンケートを回答したり、資料を請求するための入力ページです。
Webフォームの設置に関しては、EFO (入力フォーム最適化)やCVR(顧客転換率)の向上に役立つ点ばかりに着目されがちですが、リスク面にもきちんと向かい、セキュリティに配慮する姿勢が大切です。
セキュリティ対策を怠ってトラブルが発生すると、顧客や社会からの企業イメージが急速に悪化してしまう可能性があります。本連載ではリスクについて対策も含めて解説していきます。
Webフォームを提供している「クライゼル」では、スパム攻撃への最新防御機能を備えた「reCAPTCHA v3」へ対応しているなど、スパム防止対策に取り組んでいます。
情報セキュリティガバナンス対策も国際規格に準じた高セキュリティな運用としているため、安心してWebフォームを利用することができます。
Webマーケティングの運用基盤には、セキュアなクライゼルをご活用ください。
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Webフォームにも脆弱性が存在する
Webフォームは企業とユーザーをつなぐ貴重な架け橋となるツールですが、脆弱性があるのも事実。
サイバー攻撃に対応するために脆弱性をしっかりと認識することも大切です。
急増するWeb・お問い合わせフォーム攻撃の手口
近年、Webフォームを狙った攻撃が急増しています。
フォームから問い合わせた時に「お問い合わせありがとうございました」と自動で送信されるメールを悪用しての攻撃です。
サイト上でもっとも外部とのつながりが持ちやすいWeb・お問い合わせフォームを悪用した手口です。
世界的シェアを誇るWordPressも攻撃の対象になり得る
Web サイトを設計する上での基盤として多くの会社が導入しているWordPressも、圧倒的なシェアを誇るゆえにサイバー攻撃の標的とされやすいのが実情です。
さらに、WordPressで代表的なメールフォームのプラグインはSSLに対応していないため、セキュリティリスクが高まります。
その点を踏まえて対策する必要があります。
以下の記事ではWebフォームの脆弱性がもたらすリスクや対策方法について解説しています。
Webフォームのセキュリティリスクを知る上で知っておきたい知識が詰まっていますので、ぜひご一読ください。
Googleフォーム活用の際にもセキュリティに配慮
Googleアカウントさえあれば、誰でも無料で簡単にフォーム作成ができるGoogleフォーム。専門知識を必要とせずに簡単に作成できるため、多くの企業が採用していますが、アカウントの乗っ取りによる情報漏洩のリスクに留意する必要があります。
また、GoogleフォームはSSL/TLS化や365日24時間体制の監視など安全性を確保するために独自のセキュリティ対策がされています。しかしそれでもセキュリティリスクの完全排除は難しく、運営側で追加の対策が必要です。
Googleフォームを利用する際の注意点や追加セキュリティ対策の方法などを以下の記事でまとめました。Googleフォームの利用を検討している場合はぜひご覧ください。
Webフォームへの攻撃を防ぐためにWebサーバーにも目を向ける
Webフォームへの攻撃を防ぐにはWebサーバーへの攻撃にも気をつけなければいけません。以下で代表的な攻撃手段を紹介します。
XSS(クロスサイトスクリプティング)
サイトやフォーム内に不正なスクリプトを含んだリンクを貼り、訪問したユーザーがクリックすることで悪意あるサイトへ誘導して情報を窃取します。
CSRF(クロスサイトリクエストフォージェリ)
ユーザーとWebサーバー間のセッション管理の脆弱性をついて、他のサービスにログイン状態にあるユーザーに、悪意あるURLを飛ばしてなりすましなどの不正な操作をします。
SQLインジェクション
Webフォームに不正なSQLを入力・送信して、データベースを不正操作し、個人データの流出や改ざんをします。
クリックジャッキング
サイトやフォームに透明化したリンクやボタンを設置し、ユーザーが意図せずクリックするように仕向けて、パソコンやアカウントを乗っ取ります。
Webサーバーの攻撃だけでもこれだけの数があり、しっかりと保守にも目を向けるべきということが分かります。以下の記事では、さらに詳しく攻撃手段について紹介しています。
安心安全にWebフォームを利用するために、ぜひこちらも熟読していただいて、攻撃手段の知識も蓄えて行きましょう。
Webフォームに届いたスパムはデータ削除と早急な対策が必要
Webフォームは新たな顧客を呼び込むことに有効ですが、スパムもそれに吸い寄せられるように忍び寄ります。
どういったリスクがあり、対策が必要なのか紹介します。
スパムに潜むマルウェアから個人情報の流出の可能性
悪意のあるソフトウェアやコードの総称であるマルウェアには、「ワーム」「トロイの木馬」「スパイウェア」「ランサムウェア」といった、それぞれ攻撃手段や感染リスクが異なるものがあります。
個人情報を流出させるものが多く、企業にとって社会的信頼の失墜につながる危険性をはらんでいます。
スパムへの基本の対処法はデータを開かずデータの送信元を弾く
スパム対策の基本中の基本は、とにかく「データを開けずに削除」することです。
データを開けてしまうとプログラムが起動してしまう可能性があるため、見つけ次第削除していきましょう。
さらに、IPアドレスが特定できる場合は、アドレスごとアクセス制限をかけましょう。
これらを出来るだけ速やかに実行していくことが大切です。
以下の記事ではスパム対策について、その危険性から対処法まで詳細に解説しています。
自社と顧客を守ために必読な内容となっています。
運用目的のWebフォームで情報収集はシステム連携・セキュア環境が大切
本記事では、Webフォームのセキュリティ対策全般について解説してきました。
Webフォームは顧客データを収集し運用するための手段ですが、そのためには顧客に信頼してもらえるシステムを運用することが肝要です。
個人情報の流出などが起きてしまうと、企業イメージの低下はもちろんのこと、最悪の場合は損害賠償に発展するケースも。
高セキュリティなWebフォーム作成ツールを利用することは、企業の責務といえるでしょう。
データを受信するだけではなく、格納・活用まで見据えてセキュリティを担保できているのかを確認しながら、データ運用の土台を築くことを心がけてください。
また、その土台の根幹となるのがセキュリティ面。
外部との接点となるWebフォームはサイバー攻撃や情報漏洩のリスクと常に隣り合わせです。
信頼性が高い、高セキュリティなWebフォーム作成ツールで、セキュアにデータを運用しましょう。
セキュリティの高いウェブフォーム作成ツールはクライゼル
現在は、多種多様なフォーム作成専用ツールが存在しており、自社に本当に必要なサービスを選ぶことに悩まれることも多いでしょう。
フォームは個人情報を扱う機能のため、事業・経営リスクを回避するためにも、堅牢なセキュリティ環境が特に大切であると考えます。
その点、クライゼルを提供するトライコーン株式会社は第三者機関である認証
- ISO/IEC27001
- ISO/IEC27017
- Pマーク
を取得し、高セキュリティなサービス提供を行っています。
また、新しく登場したライトプランでは、 Webフォーム作成とメール配信に特化し、上位プラント同じセキュアなシステムを月額1万円で利用できるようになっています。クライゼルライトからクライゼルにはいつでもアップグレードも可能。
とにかく安価にフォーム作成ができればよしとするのか、本格的な顧客データベースとしてセキュアに運用できる土台を持った多機能なシステムを使うかによって、選択肢は自ずと変わります。あくまで自社の目的を踏まえて比較検討するようにしましょう。
国際規格ISO27001,ISO27017、プライバシーマーク取得
フォームの安全な運用をするならクライゼル