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Webフォーム制作はデータ活用ができる設計とセキュリティが必要

企業サイトのお問い合わせフォームや注文フォーム、求人応募フォームなど、多用途に活用されるWebフォームは、今や企業活動に欠かせない存在となっています。また、DX化が進む中でデータ活用は企業の競争力の源泉となっており、外部からの窓口として情報を収集するWebフォームの役割は重要性を増していると言えるでしょう。そこでこの記事ではWebフォームを制作〜運用する際の注意点について解説します。


目次[非表示]

  1. 1.Webフォームの主な活用例
    1. 1.1.お問い合わせフォーム
    2. 1.2.アンケートフォーム
    3. 1.3.メールフォーム
    4. 1.4.購入フォーム
    5. 1.5.イベント受付フォーム
    6. 1.6.求人応募フォーム
  2. 2.Webフォームに必要な要件
    1. 2.1.データ管理・集計による分析効率
    2. 2.2.迷惑メールなどの悪意あるクラックから守るスパム対策
    3. 2.3.SSL設定など扱うデータのセキュリティ要件
    4. 2.4.ユーザーの入力率を上げるデザインや項目の自由度が高い編集機能
  3. 3.Webフォームにはセキュリティ要件が必須
  4. 4.Webフォームの制作方法
    1. 4.1.HTML/CSS/PHPなどでプログラミング
    2. 4.2.WordPressなどCMSのプラグインを活用
    3. 4.3.フォームツールを活用して制作する
  5. 5.Googleフォームを利用したWebフォームは社内利用に留める
  6. 6.ユーザーの心理的負担や手間を考慮したEFOのすすめ
  7. 7.CVRの高いWebフォームの作る際の注意点
    1. 7.1.デザインをWebフォームへの経由サイトと統一
    2. 7.2.販促など目的に不必要な入力項目は削除
    3. 7.3.必須項目と任意項目を明記
    4. 7.4.プライバシーポリシーなど個人情報の管理徹底を明記
    5. 7.5.プレースホルダーで記入内容の想起
    6. 7.6.フィールドフォーカスで入力時の視認性を向上
    7. 7.7.オートコンプリートなど入力補助
    8. 7.8.エラーメッセージはリアルタイムで表示
  8. 8.作って終わりではない。お問い合わせWebフォームのデータの運用管理



Webフォームの主な活用例

まずはWebフォームの代表的な種類や活用例を紹介しましょう。


お問い合わせフォーム

企業サイトやサービスサイトなどに設置するお問い合わせフォーム。利用する側の目的が広く、オンライン上の総合窓口のような役割を果たします。

アンケートフォーム

オンライン上でアンケートを収集するアンケートフォーム。Webキャンペーンだけでなく、オフラインイベントの際にもアンケートフォームを活用することで、収集・集計の手間を省き、分析につなげやすくすることが可能です。

メールフォーム

電子メールの代わりを果たすメールフォーム。外部からのコンタクト方法を、電話や電子メールからメールフォームに切り替えることで、利用者が気軽にアクセスできる上、企業側には送信内容をデータベース化して管理できるというメリットがあります。

購入フォーム

注文を受け付ける購入フォーム。いつでもどこからでも注文できる購入フォームは利用者にとっても利便性が高く、受注業務を効率化できるため一石二鳥。そのため、BtoCだけでなくBtoBのビジネスでも活用が広まっています。

イベント受付フォーム

イベントの参加申し込みを受け付けるイベント受付フォーム。参加者情報をデータベース化できるため、その後のイベント運用もしやすくなるメリットがあります。

求人応募フォーム

採用活動に用いられる求人応募フォーム。求職者の情報もフォームからデータベース管理ができることで、ステータスの把握や応募書類の管理などもしやすくなります。


Webフォームに必要な要件

次に、Webフォームを設置する際、最低限必要となる要件を紹介します。Webフォームサービスを選定する際には、以下4点をぜひチェックしてください。


データ管理・集計による分析効率

Webフォームから集まるデータは、企業にとって宝の山です。データの利活用を目指すなら、Webフォームは収集したデータの集計や分析のサポート機能を持った専用ツールを利用するのが最善です。

迷惑メールなどの悪意あるクラックから守るスパム対策

Webフォームから送信されたスパムメールは、自社だけでなくユーザーにも被害を及ぼしかねません。スパイウェアに感染すれば機密情報が流出する恐れもあるのです。個人情報などを扱うことの多いWebフォームは、スパム対策が十分に施されたものを選びましょう。

SSL設定など扱うデータのセキュリティ要件

デジタル化が進むとともに重要性を増している情報ガバナンス。Webフォームにおいても、SSL設定や操作権限設定などのセキュリティ要件を満たしているかを導入前に確認しておく必要があります。

ユーザーの入力率を上げるデザインや項目の自由度が高い編集機能

Webフォームの入力率を引き上げる上で重要になるのが、デザインや項目の自由度です。見やすさと入力のしやすさはもちろんのこと、イベントやキャンペーン用であればページデザインにもこだわることで申し込みのモチベーションを維持することができるでしょう。反対にWebフォームページだけあまりに簡素だと、フィッシング詐欺を疑うような不信感を生みかねません。


Webフォームにはセキュリティ要件が必須

前項でも触れたように、Webフォームは個人情報などの機密性の高い情報を扱うことが多いため、サイバー攻撃などの標的にもされやすくなっています。そのため、Webフォームには堅牢なセキュリティが求められます。
具体的には、SSL化や入力元IPのアクセス制限、reCAPTCHAなどサービス側のセキュリティと、24時間のサーバー監視などといったサーバー側のセキュリティについて要件を満たしているかを確認しましょう。
加えて、プライバシーマークやISMS認証を取得しているなど、組織として情報セキュリティに取り組んでいる企業のサービスを選ぶと安心でしょう。


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Webフォームの制作方法

ここで、Webフォームの3つの主な制作方法のメリット・デメリットを比較してみましょう。


HTML/CSS/PHPなどでプログラミング

ツールを使わず、直接プログラミングをする方法です。基本的に制限がないため自由度は最も高い方法です。しかし、専門知識が必要なだけではなく、セキュリティ要件を満たすために工数がかかりすぎる点はデメリットです。

WordPressなどCMSのプラグインを活用

プラグインを使えば専門知識なくWebフォーム作成ができます。また、無料のものも多い点がメリットです。デメリットとしては、十分なセキュリティ機能を持たないものも多く、アップデートを行わないと脆弱性を狙われやすい点があげられます。

フォームツールを活用して制作する

方法はフォームツールを活用する方法です。上の2つの方法に比べて費用はかかりますが、専用ツールのためデザインや項目の自由度が高いものが多く、操作もしやすいでしょう。加えて、堅牢なセキュリティを備えたものが多いこともメリットです。


Googleフォームを利用したWebフォームは社内利用に留める

無料で誰でも簡単に使えるWebフォームサービスとして人気のGoogleフォームですが、その利用は注意も必要です。データの保存容量はGoogleドライブで使える容量に制限され、容量オーバーになると回答できなくなる恐れがあります。また、デザインのカスタマイズ性も低いため、社外に向けた用途には不向きで、社内利用に留めておくのが無難でしょう。


ユーザーの心理的負担や手間を考慮したEFOのすすめ

Webフォームを作成する際には、フォーム離脱を防ぐEFO(フォーム最適化)も重要です。入力の意思があるにもかかわらず、時間的・心理的負担が大きいことによって離脱をされたのではそれまでの施策の手間も無駄になってしまいます。
企業側としては多くの情報を集めたいところですが、ユーザー負担とのバランスが必要です。開始前に社内でテストしたり、継続的に利用するフォームなら離脱率を分析したりして、完了率の改善を目指しましょう。


CVRの高いWebフォームの作る際の注意点

実際に、製品・サービスサイトやキャンペーンサイトなどでCVRの高いWebフォームを作る際にはどんな点に注意すればよいかをご紹介します。


デザインをWebフォームへの経由サイトと統一

デザイン面については、関連サイトと統一性を持たせることが重要です。Webフォームではデザインが制限されることも多くありますが、ヘッダーやフッター、見出しのフォントなどもできるだけ合わせておくのが望ましいでしょう。例えばキャンペーンの告知サイトと受付フォームのデザインが統一されていれば申し込みのモチベーションを維持できるでしょう。ところがデザインのかけ離れた事務的なものであれば、申し込みの意欲を低下させたり、不信感を抱かせたりすることにもなりかねません。

販促など目的に不必要な入力項目は削除

ユーザーの目的とは関係ない入力項目は、離脱の原因となるので控えた方が良いでしょう。入力する時間的な手間だけでなく、教えることや考えることに対する心理的負担にも考慮する必要があります。

必須項目と任意項目を明記

入力項目は必須項目か任意項目かをパッと見て判別できるように記載をしましょう。特に全体の項目数が多い場合には注意が必要です。例えば、社名・部署名・役職名などは個人の場合は不要ですし、役職がない場合にはどう記載すべきかを迷ってしまうでしょう。入力者全員にとって必要かどうかで判断し、ユーザーファーストなフォームにすることが大切です。

プライバシーポリシーなど個人情報の管理徹底を明記

個人情報を収集する際には利用目的などを明示することが義務付けられていますが、その記載の方法にも配慮が必要です。個人情報の取り扱いを気にされる方も増えていますので、入力フォームからアクセスしやすいところにプライバシーポリシーを明記する方が望ましいでしょう。

プレースホルダーで記入内容の想起

プレースホルダーとは、フォームの入力欄にあらかじめ記載されている記入例のことを言います。自由記入のテキスト入力欄の場合、「どんなことをどんな風に書けば良いのか?」とユーザーに考えさせること自体が負担になります。プレースホルダーを活用してその心理的負担を軽減し、スムーズに入力してもらえるようにしましょう。

フィールドフォーカスで入力時の視認性を向上

フィールドフォーカスは、現在入力可能な状態になっている入力欄だけを色枠で囲むなどして入力をサポートする方法です。こうした細かなデザインの工夫でも入力時のストレスを軽減することができます。

オートコンプリートなど入力補助

オートコンプリート(自動補完)とは、過去に入力した履歴から入力内容を予測して表示する機能です。オートコンプリート以外にも郵便番号検索で町名までの入力を省くなど、入力の手間をできるだけ簡略化することで、CVRを高めることにつながります。

エラーメッセージはリアルタイムで表示

エラー表示の仕方もユーザーの負担軽減につながります。あなたも過去に、全ての項目を入力し終えた後にエラー表示され、リセットされてガッカリした経験はないでしょうか。こうした負担を与えないように、入力エラーはできるだけリアルタイムにわかりやすく表示することが求められます。


作って終わりではない。お問い合わせWebフォームのデータの運用管理

Webフォームは顧客管理やマーケティング施策の入り口です。いかに利活用しやすいようにデータを収集できるかは、Webフォームにかかっているといっても過言ではありません。データの運用管理のためにはデータベースの設計が重要であり、運用の目的から逆引きして入力項目を設定していく考え方が必要です。

同様に、必要な機能からWebフォームツールを選定するようにしましょう。特にセキュリティに関してはトラブルが起きてからでは遅いため、導入時に十分な調査と検討が必要です。加えて、システム連携機能の充実度もデータの利活用や業務効率化など運用のしやすさに大きく影響を与えます。以上を参考に、ぜひ効果的なフォーム活用を進めましょう。


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M.Hattori

トライコーン(株)取締役兼マーケティング統括。web広告、CRM、CDP、データ可視化などお客様のwebマーケティングの課題解決に長年従事。 Salesforce Marketing cloud email specialist/administrator/consultantの各資格保持。

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