googleフォームのセキュリティ対策

Googleフォームのセキュリティリスクを最小限に抑える方法

Googleが提供している無料のフォーム作成ツールであるGoogleフォーム。簡単にフォームが作れることから利用する企業が増えています。

Googleによるセキュリティ対策も実施されていますが、リスクが0というわけではありません。

この記事ではGoogleフォームにおけるセキュリティリスクを最小限に抑える方法を紹介します。

国際規格に準ずる高セキュリティなWebフォームなら「クライゼルのWEBフォーム」をご活用ください。


目次[非表示]

  1. 1.Googleフォーム活用のメリット
    1. 1.1.Googleアカウントがあれば誰でも無料で活用できる
    2. 1.2.レスポンシブ対応でPC・スマホ問わずフォームを作成できる
    3. 1.3.プログラミング知識も不要でフォームを作成できる
  2. 2.Googleフォームが実施しているセキュリティ対策
    1. 2.1.SSL/TLS化
    2. 2.2.365日・24時間体制の監視
    3. 2.3.アカウントの二段階認証プロセス
    4. 2.4.マルウェア防止
  3. 3.Googleフォームのセキュリティリスク
  4. 4.Webフォームのセキュリティリスク
    1. 4.1.ファイアウォールの設定
    2. 4.2.WAFの設置
    3. 4.3.IPSの導入
    4. 4.4.セキュリティ対策を行うのには専門知識が必要
  5. 5.運用目的のWebフォームでの情報収集はシステム連携・セキュア環境が大切


Googleフォーム活用のメリット

まずはGoogleフォームを活用するメリットについて見ていきましょう。


Googleアカウントがあれば誰でも無料で活用できる

もっとも大きなメリットは無料であることでしょう。

Googleアカウントを取得すれば、誰でも無料で利用することができます。

レスポンシブ対応でPC・スマホ問わずフォームを作成できる

レスポンシブ対応しているため、パソコン、スマホどちらからもフォームの作成・回答ができる点も大きな特徴です。

利用端末が増えることで、利用者数を増やすことができます。

プログラミング知識も不要でフォームを作成できる

フォーム作成というと、プログラミングなどの知識も必要なのでは?と思われますが、Googleフォームは専門知識がなくても作成できます。


Googleフォームが実施しているセキュリティ対策

無料なのに安全性が高いと評価されているGoogleフォームが実施しているセキュリティ対策は以下の通りです。

SSL/TLS化

SSL/TLSとは、Webサイト上でデータを暗号化して送受信する方法のひとつです。

通信途中でデータを第三者に知られることなく送受信することができます。

365日・24時間体制の監視

グーグルでは高度なプログラムとAIを活用して365日・24時間体制で監視を行っています。

徹底した監視システムで、情報漏洩のリスクを最小化しています。

アカウントの二段階認証プロセス

フォームを利用するためのアカウントの管理にもGoogleはセキュリティ対策を施しています。二段階認証プロセスはそのうちの一つ。

万が一、パスワードが盗まれてしまっても第三者によるログインをブロックします。

マルウェア防止

Googleフォームだけでなく、Googleが提供するサービスはすべてマルウェアを防止するプログラムが搭載されています。


マルウェアとは悪意を持ったソフトウェアやプログラムを指し、一度侵入を許してしまうと不正アクセスからデータの書き換え、情報漏洩など、重大なセキュリティ問題に発展する可能性があります。


Googleフォームのセキュリティリスク

安全性の高さに定評のあるGoogleフォームですが、それでもセキュリティリスクが0になるわけではありません。

最大のリスクとして挙げられるのがアカウントの情報流出です。

Googleで提供しているサービスは60を超えており、すべてのサービスを同一アカウントで管理できる利便性から利用者が増加の一途を辿っています。

しかし、万が一アカウントの情報が流出した場合、すべてのサービスに影響が出てしまいます。


また、データベースを改ざんされてしまうリスクも無視できません。

蓄積した顧客情報を改ざんされてしまった場合、顧客に連絡ができなくなったりする可能性があります。

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Webフォームのセキュリティリスク

フォームを利用する場合のセキュリティリスクとして取るべき対策は複数あります。

1つずつ解説していきます。

ファイアウォールの設定

ファイアウォールとは、ネットワークとネットワークの間にあるポートに設けられ、不正なアクセスやサイバー攻撃をブロックするためのシステムです。

防火壁のような仕組みであることからファイアウォールと呼ばれています。

WAFの設置

WAF(Web Application Firewall)とは、アプリケーションに特化したファイアウォールです。

ポート上だけを監視するファイアウォールと違い、WAFはポートを通過するソフトやプログラムからデータを蓄積し、悪意の有無を判別する機能を高めていくシステムです。

ファイアウォールはネットワークレベルの防御を担いますが、WAFはアプリケーションレベルでの防御を担い、不正なものを検知・遮断する能力を持っていることから、数多くの企業で採用されています。

IPSの導入

IPS(Intrusion Prevention System)はネットワーク間の不正なアクセスに流れる不正なアクセス・トラフィックを検出したり、その接続を遮断するシステムです。短時間に膨大なアクセスをしてサーバー機能を停止させるDDos攻撃やDoS攻撃に有効です。

セキュリティ対策を行うのには専門知識が必要

この他にも、運営側でやるべき対策が多く存在し、専門知識がないと難しいのが実情です。

一度実装した後も、セキュリティの脆弱性をついて攻撃が進化した場合さらなる対応を求められることも忘れてはなりません。


フォーム作成は専門のベンダーに任せた方が、結果としてコストや労力を減らすことができるでしょう。


運用目的のWebフォームでの情報収集はシステム連携・セキュア環境が大切

今回の記事では、Googleフォームのセキュリティリスクについて詳しく解説してきました。


Webフォームを作成する上で忘れてはならないのが、Webフォームは顧客データを収集し運用するための手段であるという点。

その意味では、Googleフォームの利用も間違いではありません。


ただ、Webフォームを活用するには顧客から収集したデータを守る義務が伴います。

そのためには、データの運用を前提としてシステムが構築され、セキュリティが担保されているWebフォームを利用することが欠かせません。

データの受信後に格納・活用するまでを見据えて、データ運用の土台(セキュリティ対策)を築くようにしましょう。


Webフォーム作成ツールのクライゼルは、高セキュリティと定評のあるサービスです。

国際規格であるISO27001とISO27017の認証を取得し、技術面と組織面で世界水準の情報セキュリティ管理を行っています。

スパム防止に有効な最新版システム「 reCAPTCHA v3」に対応している他、管理画面のSAML認証でSSO(シングルサインオン)にも対応。

運用に必要な数だけユーザ・アカウントを追加費用なしに開設することができ、ユーザ・アカウント毎に細かい権限設定が可能です。

これら機能を活用することで、情報セキュリティガバナンス対策も強化できます。

Webマーケティングの運用基盤には、ぜひセキュアなクライゼルをご活用ください。


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M.Hattori

M.Hattori

トライコーン(株)Senior Vice President of Marketing。web広告、CRM、CDP、データ可視化などお客様のwebマーケティングの課題解決に長年従事。 Salesforce Marketing cloud メールスペシャリスト / アドミニストレータ / コンサルタントおよび、Salesforce アドミニストレータの各認定資格を保持。

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