従業員満足度を調査する社内アンケート|システムを利用するメリットと選び方を紹介
さまざまな用途で行われるアンケート業務。「従業員満足度調査やエンゲージメント調査など、社内向けのアンケートを定期的に簡単に実施したい」というニーズも多いでしょう。
この記事では、社内アンケートにシステムを利用するメリットやシステムの選び方について紹介します。
社内アンケートもできるアンケートシステムはクライゼルをご利用ください。
目次[非表示]
- 1.社内アンケートとは
- 1.1.社内アンケートの目的
- 1.2.社内アンケートが注目される背景
- 1.3.社内アンケートを導入するメリット
- 2.従業員の意見が正しく反映された回答を収集するコツ
- 2.1.実施目的を社員に周知する
- 2.2.プライバシー保護を担保する
- 2.3.手軽に回答できるWebアンケートにする
- 3.社内アンケートシステムを利用するメリット
- 3.1.アンケート実施から集計まで業務効率が上がる
- 3.2.途中経過の把握が可能
- 3.3.回答漏れや白紙の回答を軽減できる
- 4.アンケートシステムの機能
- 4.1.アンケートの入力画面の作成
- 4.2.回答者へのアンケート配布・回収
- 4.3.回収したデータの分析
- 5.社内アンケートシステムの選び方
- 5.1.社内アンケートに特化したツールを選ぶ
- 5.2.操作性の高さ
- 5.3.セキュリティ対策
- 5.4.コストバランスも大切なポイント
社内アンケートとは
従業員を対象とする社内アンケートにはさまざまな種類があります。ここでは社内アンケートを実施する目的やメリットを見ていきましょう。
社内アンケートの目的
社内アンケートは人事施策などとして広く活用されています。主な目的としては以下のものが挙げられます。
- 従業員満足度の向上:従業員一人ひとりが職場環境や職務内容についてどう感じているのかを把握し、改善に役立てる
- 組織課題の可視化:組織サーベイやハラスメントサーベイなどによって組織内の環境を可視化する
- 離職率の低下:エンゲージメントサーベイ、ストレスチェックなどにより、退職になる前にフォローし、離職を防止する
- 人事制度の確立:360度評価を行うなど、公正で納得性の高い評価に役立てる
社内アンケートが注目される背景
労働人口の減少や人材の流動化が進む中、新規採用に力を注ぐよりも、いかに社内の人材を定着させ能力を発揮してもらうかを重視する企業が増えています。
さらに、人的資本経営の考え方が広まり、人的資本に関する情報開示を進める上でも、社内アンケートにより人事課題を定量化する必要性が高まっています。
社内アンケートを導入するメリット
社内アンケートによって得られる効果としては、以下の3つが挙げられます。
- 生産性の向上:組織課題を改善し、従業員がモチベーション高く業務にあたることで、生産性の向上が見込まれる
- 定着率の向上:従業員一人ひとりの状態を把握できることで、個別のフォローがしやすくなり、離職を未然に防止できる
- 業績の向上:上記2つの結果、習熟度の高い人材が生産性高く業務を行うことで業績の向上につながる
従業員の意見が正しく反映された回答を収集するコツ
社内アンケートでは従業員の本音を引き出し、正確に把握できなければ意味がありません。そこで、従業員の本音を引き出すコツを3つ紹介しましょう。
実施目的を社員に周知する
従業員は業務の合間を縫ってアンケートに回答することになりますので、実施の目的を周知し、納得してアンケートに向き合ってもらえるようにしましょう。
また事前に目的がわかっていれば、見当違いの回答も防げるでしょう。
プライバシー保護を担保する
アンケートに回答する際、「個人を特定されると仕事がしにくくなる」「組織の課題を指摘したら人事評価に影響するのではないか」と感じれば本音を言いにくくなります。
アンケートの目的によっては匿名では行えないケースもありますが、こうした従業員にとってのリスクに対して事前に回答し、透明性を高めておくことで安心してアンケートに臨めるようにしましょう。
手軽に回答できるWebアンケートにする
社内アンケートの多くは定期的に実施するものですので、従業員の負担にも十分配慮する必要があります。
また、回答にかかる時間を事前に伝えておくことで、時間を確保してもらいやすくなります。
以下の記事では、社内アンケートを実施する際のコツを詳しく解説しています。ぜひあわせてご参考にしてください。
関連記事:社内アンケートを成功させるフォーム活用術!目的設定からフィードバックまでの手順を解説
社内アンケートシステムを利用するメリット
社内アンケートの効率や効果を高めたいなら、社内アンケートシステムの導入が有用です。
ここでは社内アンケートシステムを利用するメリットを3つご紹介します。
アンケート実施から集計まで業務効率が上がる
1つ目のメリットは、アンケートの作成から集計まで、一連の業務の手間を軽減できる点です。
オンラインで完結できるため、配布や回収、集計に手がかからず、スピーディにアンケートを実施できます。
途中経過の把握が可能
2つ目のメリットは、途中経過を把握できる点です。
アンケートシステムを使えば、リアルタイムで自動集計でき、回収状況も把握できます。
未回収者にシステムで督促のメールも配信できる機能があるとさらに便利でしょう。
回答漏れや白紙の回答を軽減できる
3つ目のメリットは、回答漏れや白紙の提出を回避できる点です。
アンケートシステムの多くは、入力内容をチェックするバリデーション機能が付いており、入力が必須である項目に回答漏れがあればエラー表示されるようになっています。
アンケートシステムの機能
アンケートシステムの基本機能は以下の通りです。
アンケートの入力画面の作成
アンケートシステムは、さまざまな質問形式に対応しており、5段階評価を求める質問なども簡単に設定することができます。
選択肢から一つしか選べない単一選択や、選択肢から複数選択できる複数選択、テキスト入力できる項目などもあるため、紙のアンケートと同じような質問ができます。
回答者へのアンケート配布・回収
Webアンケートなら配布や回収のために各部署を回る必要がありません。
公開日時や締め切り切日時の設定、回答者への自動メール配信なども可能です。
回収したデータの分析
回答データはリアルタイムで自動集計され、グラフ化までできるものがほとんどです。
2つのデータを比較できるクロス集計までできるシステムであれば、データの活用も進むでしょう。
社内アンケートシステムの選び方
社内アンケートシステムは特徴や搭載している機能もシステムごとにさまざまです。
最後に、自社に適したシステムを見極めるポイントを説明しましょう。
社内アンケートに特化したツールを選ぶ
従業員満足度調査や組織サーベイなど、社内アンケートの中でも特定の用途に使うのであれば特化したツールを導入するのが効果的でしょう。
反対に、さまざまなアンケートを実施したいのであれば、多用途なWebアンケートシステムを選びましょう。
操作性の高さ
社内アンケートでは、システムに不慣れな従業員でも迷うことなく回答できる必要があります。
また、ユーザー向けのアンケートとは違い、フォームの作成も社内で完結させることが多いため、管理者側の操作性も重要です。
セキュリティ対策
アンケートシステムの中には無料で手軽に使えるものもありますが、セキュリティ対策が万全に施されているか、しっかりチェックしておきましょう。
社内利用だけでなく、社内向けのアンケートにも利用するなら尚のこと、堅牢なセキュリティが求められます。
コストバランスも大切なポイント
社内アンケートを活用した組織改善は中長期で取り組むものですので、コストバランスも重要なポイントです。
求める機能を明確にした上で、できるだけ過不足のないシステムを選ぶと良いでしょう。
Webアンケートシステムとして豊富な導入実績を持つ「クライゼル」は、専門知識がなくても簡単にアンケートフォームを作成できます。
しかもフォーム数は無制限で自由度の高さも魅力となっており、社内アンケートだけでなく、多用途にご活用いただけます。
アンケートシステム選びでお困りの方はぜひクライゼルをご活用ください。