口座開設申請ができる会員サイト | 利用例とセキュリティ
あらゆる業界にもDXの波が訪れる中、口座開設などの書類のやり取りを必要としていた業務にも会員サイトを活用する企業が増えています。
この記事では、口座開設をはじめとする窓口業務や事務業務の効率化などに役立つ会員サイトの活用例や搭載すべき機能などについて詳しく解説します。
会員サイト作成をご検討の場合は、クライゼルの会員サイト機能をご利用ください。
目次[非表示]
- 1.口座開設ができる会員サイトの主な構築活用例
- 1.1.銀行・証券の口座開設
- 1.2.学費・給食費の口座振替
- 1.3.組合管理費の口座振替
- 2.口座開設を起点にした会員サイトの必須機能
- 2.1.PC・スマホに対応した口座開設申込
- 2.2.利便性が高いマイページ
- 2.3.業務効率化を推進する管理画面
- 2.4.API連携による他システムとの連携
- 3.個人情報を守る仕組み
- 3.1.SSL(暗号化通信)
- 3.2.監査ログ
- 3.3.アカウントロック
- 3.4.IPアドレス制限
- 3.5.reCAPTCHA v3の導入
- 3.6.SAML認証
- 3.7.IDS(侵入検知システム)
- 3.8.WAFの導入
- 3.9.プライバシーマーク/ISMSの取得
- 4.口座開設型会員サイトをセキュアに作成できるクライゼル
口座開設ができる会員サイトの主な構築活用例
まずは、口座開設ができるサイトの主な活用例を見ていきましょう。
銀行・証券の口座開設
現在では金融業界でもDXが進み、口座開設をはじめとする各種手続きをネットでできるように整備する企業も多くなっています。
会員サイトを構築することで、ユーザーの利便性も高まる上、金融商品の案内などのマーケティングにも効果を発揮します。
学費・給食費の口座振替
教育業界における学費や給食費の口座振替申請にも会員サイトを活用できます。
会員サイトを保護者とのコミュニケーション窓口にすることで事務作業の効率化や活発な情報発信による関係性強化も図れるでしょう。
学費管理システムをお探しの方は、クライゼルの学費管理システムをご利用ください。
組合管理費の口座振替
マンション管理組合における組合管理費の徴収や、その他非営利組織の会員への会費徴収にも会員サイトは有用です。
フォームからの口座振替申請だけでなく、会員管理や情報発信などの事務局業務をまとめて効率化することが可能です。
口座開設を起点にした会員サイトの必須機能
次に、口座開設を起点とした会員サイトを構築する際に必須となる機能を1つずつ見ていきましょう。
PC・スマホに対応した口座開設申込
口座開設をはじめとする各種申請に対応する申込フォーム作成機能が必要です。
特に口座開設では詳細な情報を正確に入力いただく必要があるため、フォーム作成時のカスタマイズ性の高さや、誤入力を防ぐバリデーション機能なども求められるでしょう。
利便性が高いマイページ
マイページはユーザー自身が登録情報や利用状況を確認できる機能です。
登録情報に変更があった際もWeb上で手続きを完結できるため、ユーザビリティが高まり、運営者側の業務負担も軽減できます。
業務効率化を推進する管理画面
顧客情報や申請情報を一元管理できるデータベースと管理画面も必要です。
ワークフローに合わせて管理画面を使いやすくカスタマイズできれば、業務効率も大幅に向上するでしょう。
API連携による他システムとの連携
CRMツールなどの営業・顧客管理システムやKYC(※)のための審査システムなどとAPIで連携ができると、業務フローをシームレスにつなぐことができ、大幅な業務効率化が見込めます。
(※) KYCとは「Know Your Customer(顧客を知る)」の略称であり本人確認手続きのことを指します。
個人情報を守る仕組み
個人情報を多く扱う会員サイトにはセキュリティ機能も忘れてはなりません。
ここでは、会員サイト構築用のツールを選定する際に抑えておきたい機能をご紹介します。
SSL(暗号化通信)
ログインフォームや申込フォームを設置する際に必須と言えるのがSSL(暗号化通信)です。
ブラウザとサーバー間の通信を暗号化することで、第三者によるデータの盗聴や改ざん、なりすましを防ぎます。
監査ログ
操作権限を持つ担当者がアクセスした情報を可視化し、「誰がどんな処理をしたのか」を残すのが監査ログです。
不正防止の観点では、外部からの侵入を防ぐだけでなく、内部統制による内部からの流出防止の観点も重要です。
アカウントロック
ログインフォームの入力を連続で失敗した場合に、該当アカウントのログインを停止する仕組みがアカウントロックです。第三者による不正なログインを防止します。
IPアドレス制限
IPアドレス制限は、接続元のIPアドレスによってアクセスできるユーザーを制限する仕組みです。
総当たり攻撃などからサイトを保護する方法の一つです。
reCAPTCHA v3の導入
reCAPTCHA v3はbotによるサイトへの攻撃を防ぐためのツールです。
フォームに設置することで、スパムによる大量登録を防止します。
SAML認証
SAML認証はSSOを実現する仕組みの一つです。
複数のID・パスワードを管理する必要がなくなることから、セキュリティリスクの低減につながります。
特に管理画面へのログインをSSOで管理することにより利便性とセキュリティ両面で効果的です。
IDS(侵入検知システム)
IDSは侵入検知システムと呼ばれ、外部からの不正なアクセスやその兆候を検知した際にサーバー管理者へ通知する仕組みを言います。
IPSは通信の中身まで監視するため、正常な通信であっても通信内容に不正があれば検知することができます。
WAFの導入
WAF(Web Application Firewall)はWebアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からサイトを保護するセキュリティシステムです。クロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションなどの攻撃への対策として有効です。
プライバシーマーク/ISMSの取得
セキュリティ対策は日進月歩の対応が求められるため、ベンダーがプライバシーマークやISMSを取得し、組織的にセキュリティ対策に取り組んでいるかも重要なポイントです。
口座開設型会員サイトをセキュアに作成できるクライゼル
現在は口座開設申請フォームを構築できるシステムも多く、こうしたツールを活用することで、効率的な運用を実現できるでしょう。
管理機能やセキュリティ機能、マーケティング機能が整ったシステムであれば、集客や離脱防止、業務効率化まで、さまざまな課題をまとめて解決することも可能です。
会員サイト構築用のASPとして人気の「クライゼル」は、多機能・高セキュリティで口座開設サイトにもぴったりのツールになっています。
プライバシーマークやISMSも取得しており、堅牢なセキュリティ体制を持つことから、官公庁や金融機関でも導入されています。
口座開設フォーム、会員サイトの構築にお悩みの方はぜひクライゼルをご活用ください。