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会員サイトのkintone連携|データ連携によるワークフローのDX

多様な業務アプリを作成でき、社内の情報を一元管理できることが魅力のkintone。一方で顧客などの外部との情報のやり取りをカバーできない点が弱点と言えます。その弱点を補ってくれるのが、顧客との情報の窓口となる会員サイトです。この記事では、会員サイトとkintoneの連携によるDX活用について紹介します。

会員サイト提供をご検討の方は、クライゼルの会員サイト機能をご利用ください。

目次[非表示]

  1. 1.kintoneとの連携に活用できる会員サイトの主な機能
    1. 1.1.アンケート集計・分析
    2. 1.2.お問合せフォームの設置による顧客データの活用
    3. 1.3.注文フォーム&帳票出力でサービスシステムの早期構築
  2. 2.会員サイトをkintoneと連携するメリット
    1. 2.1.フォーム活用で顧客ニーズの可視化に
    2. 2.2.顧客管理や顧客との関係強化
    3. 2.3.ウェビナー等のプラットフォームとして活用し業務効率化に
  3. 3.kintoneは拡張プラグインが増えすぎるとコストが割高に
  4. 4.kintoneのアプリ間でデータ連携をする手法
    1. 4.1.ルックアップ機能を活用
    2. 4.2.アプリアクション機能を活用
    3. 4.3.関連レコード一覧機能を活用
    4. 4.4.kintone APIを活用する
    5. 4.5.サードパーティーのデータ連携ツールを活用

kintoneとの連携に活用できる会員サイトの主な機能

まずは、kintoneと会員サイトを連携させた活用例を見ていきましょう。


アンケート集計・分析

1つ目はアンケートに会員サイトを活用する方法です。kintoneの機能でアンケートを行う場合は、対象者がアカウントを持つメンバーに限定され、条件分岐などの複雑な仕様はJavaScriptによるカスタマイズが必要になってしまいます。

会員サイトサービスにフォーム機能があれば、会員(顧客など)に条件分岐やマトリックス型などの設問も専門知識なしで作成することができます。


お問合せフォームの設置による顧客データの活用

2つ目は会員サイトサービスのフォーム機能で、お問合せフォームのデータをkintoneに連携する活用方法です。

外部からの問い合わせ内容をkintone内で管理できるようになることで、その後のプロセス管理も可能になる上、顧客のデータの分析・活用も容易になります。


注文フォーム&帳票出力でサービスシステムの早期構築

3つ目は、会員サイトに設置した注文フォームのデータを連携する活用方法です。

注文フォームで送信された内容をkintoneでレコード化し、さらにkintoneの拡張機能で帳票出力ができるようにすれば、販売管理フローの効率化につながります。

下の記事では、kintoneとの連携に優れたクライゼルを活用したDXの方法について詳しく紹介しています。ぜひあわせてご一読ください。

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会員サイトをkintoneと連携するメリット

次に、会員サイトをkintoneと連携するメリットについて見ていきましょう。


フォーム活用で顧客ニーズの可視化に

会員サイトに設置したアンケートフォームや問い合わせのフォームのデータをkintoneに取り込むことで、会員(顧客)ニーズを可視化できます。

外部からの情報を活用することで、単なる業務効率化にとどまらないkintone活用が可能になります。


顧客管理や顧客との関係強化

社内業務のプラットフォームであるkintoneと、外部との情報の窓口となる会員サイトを連携することは、顧客管理や顧客との関係構築にもつながります。

フォームだけでなく、会員サイトに搭載されているメール配信機能やクーポン機能なども有用です。


ウェビナー等のプラットフォームとして活用し業務効率化に

会員サイトはウェビナー等のイベントのプラットフォームとしても活用できます。集客から参加者へのメール配信、実施後のフォローまで、1つで完結させることができます。


kintoneは拡張プラグインが増えすぎるとコストが割高に

kintoneはプラグインが豊富で拡張性が高い点が特徴となっていますが、その一方で必要な機能ごとにプラグインを追加していくことで、コストが大きくなるデメリットもあります。

会員サイト構築ツールであれば、kintoneの弱点をまとめてカバーでき、手間もコストも抑えられます。


kintoneのアプリ間でデータ連携をする手法

kintoneは多様な業務の散らばった情報を1つにまとめることを強みとするプラットフォーム。

ここではkintone内外のデータを連携する方法を簡単に紹介します。


ルックアップ機能を活用

kintone内のアプリ間でデータ連携する際の代表的な方法がルックアップです。

レコードの入力・編集時に他のアプリのデータを検索・引用することができます。


アプリアクション機能を活用

アプリアクションは、レコードの詳細画面から別のkintoneアプリへワンクリックでデータをコピーする方法です。

例えば、顧客データベースのある顧客の画面を見ながら電話を受けた後、ワンクリックで注文管理アプリに該当顧客の社名等をコピーできるようになります。


関連レコード一覧機能を活用

関連レコード一覧機能は、kintone内の別アプリにある関連レコードを一覧表示させる方法です。

例えば、顧客データベース内にその顧客の注文情報や折衝記録を一覧表示するといった使い方があります。


kintone APIを活用する

外部システムからkintoneへデータ連携する代表的な方法がAPIを活用する方法です。

APIを活用すれば、容易にさまざまなシステムと連携することができます。


サードパーティーのデータ連携ツールを活用

APIを活用せずとも、kintoneのプラグインとしてサードパーティーがデータ連携ツールを提供しているケースもあります。

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kintoneにリアルタイム連携できるクライゼル

会員サイトは、kintoneでカバーできない業務範囲をまとめてカバーできるため、両者を連携することで幅広い業務をデジタル化できます。

特にマーケティング機能やセキュリティ機能が充実した会員サイト構築ツールを選ぶと良いでしょう。

会員サイト構築ツールとして豊富な実績を持つクライゼルは、フォームを無制限で作成でき多用途に活用できることやリアルタイムで連携できることから、kintoneとの相性も抜群。

アンケートフォームや問い合わせフォーム、イベント申し込みフォームなど、さまざまなシーンで活躍します。自動で連携できるため、レコード入力の手間やミスの削減にもつながります。

さらに、官公庁や金融機関にも導入されており、セキュリティの面でも安心です。kintoneを活用したDXや会員サイトとの連携にお悩みの方はぜひクライゼルをご活用ください。


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M.Hattori

M.Hattori

トライコーン(株)取締役兼マーケティング統括。web広告、CRM、CDP、データ可視化などお客様のwebマーケティングの課題解決に長年従事。 Salesforce Marketing cloud メールスペシャリスト / アドミニストレータ / コンサルタントおよび、Salesforce アドミニストレータの各認定資格を保持。

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