有料と無料のメルマガ配信システム5つの比較ポイント
情報をスピーディかつダイレクトに届けられるメルマガ配信は、企業の販売促進に欠かせません
最近ではモバイルアプリ、プッシュ通知、ソーシャルメディアなどメッセージング方法は多様化してきておりますが、メルマガの重要度は相変わらず高い傾向にあります。
そんなメルマガ配信を行うためには、システムが必要なのですが、システムによって仕様や機能が違うため「何を選べばいいのか」と戸惑う担当者が多くいます。
この記事では、メルマガ配信システムの無料版と有料版のどちらを活用すべきか?についておさえるべきポイントを紹介します。
メルマガ配信システムをお探しなら、クライゼルのメルマガ配信をご利用ください。
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有料と無料のメルマガ配信システム5つの比較ポイント
メールマガジンを運営する際には、無料のメール配信サービスを使って対応することができます。
しかし、メールマガジンをマーケティング用途として活用する際には、有料のメール配信サービスを活用すべきだと考えます。
以下に、有料システムと無料システムの違いを検討する際に、チェックすべき5つのポイントをご紹介します。
ポイント1:メールアドレスの所有者は誰になるのか?
無料メール配信サービスにおいては、獲得したメールアドレスがベンダーの所有物になることがよくあります。
そのため、メール送信時に広告が表示され、その広告収益はベンダー収益となります。
広告が表示されてしまうと、御社のブランディングよりも広告出稿者のブランディングが強くなることがあります。
また、御社が獲得したメールアドレスをダウンロードすることができませんので、利用しているメール配信システム以外でのメールマーケティング活動ができません。
無料メール配信サービスをご利用の際には、獲得したメールアドレスが誰の所有物になるのか?確認が必要となります。
ポイント2:メール配信性能はどれくらいか?
メールの配信能力とは、
- 配信速度
- 一度に送信できるメール配信量
- 送ったメールの迷惑メール対策
- 障害発生時のダウンタイム対策
- メールアドレスを蓄積するDBのセキュリティ対策
などのことを言います。
これらの性能を担保するためには、多大なシステム費用が必要となります。
例えば、障害発生時のダウンタイムを0にするためには、稼働しているサーバ・ネットワーク・スイッチなど、すべてを冗長化する必要があり、これには通常のコストの2倍必要となります。
また、配信速度を向上させるためには、稼働する高機能MTAを複数サーバーで運用する必要があり、これもまた、コストがかかる要素となります。
さらには、セキュリティチェックは外部の専門機関に実施していただくことが一番高い安全性を確保できるものだと考えておりますが、この金額も相当金額となります。
こういった作業に関して、無料システム(格安のシステム)提供事業者がお金をかけられないということはよく聞く話です。
送ったメールを素早く確実に届けるために、メルマガ配信をセキュリティが高い状況で運営するためには、こういった性能のチェックが必要です。
クライゼルはSalesforceやkintoneなどさまざまなサービスやシステムと連携することが可能です。
ご興味あれば以下サービスページをご覧ください。
ポイント3:データベース連携が可能か?
メルマガ配信を販売促進で活用する際には、メールアドレスと自社データベースに蓄積されている
- 購買履歴
- 接触履歴
- アンケート結果
- その他、性別、誕生日、居住地域といったデモグラフィック属性
などを連携させることで、大きな効果を期待することができます。
連携には、リスト連携・FTP連携・API連携などの手法がありますが、これらの連携機能は無料サービスにはついていないことが多いです。
自社のデータベースと配信システムのアドレスが連携できるのかどうか?はチェックしておく必要があります。
ポイント4:メール配信効果を高める機能(HTMLメール、ステップメール・誕生日メール)が充実しているか?
メールマーケティング効果を向上させるために、HTMLメール・ステップメール・誕生日メールといった手法は定番となっています。
例えば、テキストメールとHTMLメールではクリック率が2倍以上違うといったことはよくある話です。
また、ステップメールの企画を開始したところ、元々クリック率が2%程度だった効果が、なんと45%になったといったいった事例があります。
こういった効果が上がる定番手法を、無料配信システムでは使うことができない場合があります。
メール配信の機能はしっかりと確認しておきましょう。
HTMLメールの詳細は以下よりご覧ください。
ステップメールの詳細は以下よりご覧ください。
ステップメール運用のPDF版もダウンロードいただけます。
ポイント5:メルマガ配信レポートがどこまでできるか?
メルマガ配信をした後は、効果測定やリストクリーニングをしていく必要があります。
配信後に取得して、次に活かしたいデータは、開封数、エラー数、エラーメールといったものです。
これらの効果測定レポートが残念ながらでない無料メール配信サービスもあります。
また、レポートが出たとしても、総数だけでていて、メールアドレスごとの開封、クリック、エラーがでない場合もあります。
メルマガ運営のPDCAを回すために、より効果的なマーケティングを行うためには、詳細のレポートが必要となります。
どこまでのレポートが出るのか?しっかりと把握しておきましょう。
メールのレポート作成についての詳細は以下よりご覧ください。
メルマガ配信システムの比較についてまとめ
企業にとってメルマガ配信は欠かせないツールとなっています。
そのメルマガ配信を簡単、かつ効率よく活用するには、有料のメルマガ配信システムの導入がおすすめです。
導入の際はシステムの仕様や搭載されている機能を確認して、自社にとって最適なシステムを選びましょう。
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