失敗しないWebセミナー 集客と運営を成功させる6つのポイント
近年需要の高まるWebセミナー。
会社の研修や講習で体験したことがある人も多いのではないでしょうか。
Webセミナーを活用することで、準備にかかる手間やコストを削減できるだけでなく、参加者の満足度や集客数のアップにつながるなど多くのメリットがあります。
新型コロナウイルスの影響もあり、オンライン上での営業活動が余儀なくされました。一方で移動コストの削減やこれまで参加が難しかった遠方開催のセミナーにもオンラインで参加できるようになってきています。
このような時代の流れもあり、Webセミナーを活用していくことが、顧客数増加をはじめ企業運営のキーポイントです。
本記事では失敗しないWebセミナーについて紹介していきます。
合わせてWebセミナーを導入するにあたって、集客と運営を成功するための6つのポイントについても紹介していきます。
Webセミナーの導入を検討している方や、現在のセミナーに悩みを抱えている方は参考にしてみてください。
目次[非表示]
- 1.webセミナーとは
- 2.webセミナーの4つのメリット
- 3.webセミナーの種類と配信・公開方法
- 4.webセミナーを満足してもらうための6つのコツ
- 4.1.コツ1 目的を明確にする
- 4.2.コツ2 分かりやすい資料を心がける
- 4.3.コツ3 動画再生やネット閲覧のためにネット環境を整備しておく
- 4.4.コツ4 セミナー集客方法を考える
- 4.5.コツ5 セミナー後のアフターフォロー
- 4.6.コツ6 費用対効果を分析する
- 5.まとめ
webセミナーとは
Webセミナーとは、「インターネット上で開催するセミナー」のこと。Webセミナーの他にもオンラインセミナーやウェビナー(「Web」と「Seminar」を足した言葉で、主に海外での名称)と呼ばれます。
スマートフォンやパソコンでインターネットに接続可能な環境であれば、いつでもセミナーに参加できる点が特徴です。
希望するセミナーの開催地が遠くて参加できない、日程が合わずに参加できないといった悩みを解消できます。
Webセミナーには多くのメリットがありますが、導入したからといっても必ずしも効果があるとは限りません。
まずはWebセミナーの手法やメリット・デメリットを理解すること、そしてWebセミナーを成功させるためのポイントを押さえることが重要です。
webセミナーの4つのメリット
Webセミナーは主にコスト面、集客面、フォローアップ面、マーケティング面の4つのメリットがあります。
①コスト面
Webセミナーであれば、当日の運営人件費・会場費のコスト削減が可能です。
またオンデマンド配信であれば、一度作成したセミナーを提供し続けられるのでコストを抑え多くの人にセミナーを届けられる点も魅力です。
②集客面
会場で開催するセミナーは場所が決まっているため、物理的に足を運ぶことが難しい方もいらっしゃるでしょう。
一方で、オンライン上であればインターネット環境とデバイスがあればセミナーへの参加が可能であるため、集客の機会損失なくセミナーを開催できます。
また、昨今企業が在宅勤務をすすめている、外出を控えている場合はなおさら効果的です。
③フォローアップ面
セミナー開催後にアンケートや満足度を確認することが重要です。Webセミナーであれば、満足していただけなかった参加者にオンライン上で素早くフォローアップすることが可能です。
適切かつ迅速なフォローアップが、次回移行のセミナー集客へつながります。
④マーケティング面
参加者の関心度やセミナー参加への頻度など、リアルな行動計測が可能です。
また参加者のデータベースを蓄積することで、よりニーズに合わせた有益なセミナーを提供できます。
webセミナーの種類と配信・公開方法
Webセミナーにはオンデマンド配信とライブ配信の2種類の手法があります。
ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
オンデマンド配信
配信方法
・あらかじめ収録した動画をアップロード
・参加者は好きな時に受講可能
メリット
・同じ内容のセミナーは何回でも提供できるので、コストを抑えられる
・参加者の学習認知度に合わせたセミナーを提供できる
デメリット
・事前に収録の時間を確保する必要がある
・参加者のモチベーション維持が難しいことがある
ライブ配信
特徴
・会場で開催するセミナーと同様、リアルタイム
・決まった時間でセミナーの配信を行う
メリット
・参加者の反応がすぐに確認できる
・臨機応変にセミナーの内容を変更できる
デメリット
・参加者の日程調整をする必要がある
・配信の都度にコストがかかる
webセミナーを満足してもらうための6つのコツ
Webセミナーは多くの人に参加してもらえる可能性がある分、参加者が満足できなかった場合には継続して利用してもらえる見込みも大きく減ってしまいます。
そういった機会損失にならないよう、効果的かつ参加者が満足して利用できるようなWebセミナーを提供するために大切な6つのコツをご紹介します。
コツ1 目的を明確にする
Webセミナーを受講する目的を明確にすることで、参加者のセミナーを受講するモチベーション維持にもつながります。
そのためにもまずはセミナーを開催するにあたり、何をテーマにするかを明確にする必要があります。
そして参加者に最終的にどう行動してほしいのか、何を習得するべきなのか、といったゴールを定め、それに沿った最適な受講内容を用意することが重要です。
コツ2 分かりやすい資料を心がける
Webセミナーの開催にあたって、セミナー内容を理解しやすくするための資料も重要なポイントです。
また資料の活用は、復習や今後の学習に生かすといった目的で、セミナー後も長く活用してもらえます。
有益なセミナーを提供できれば、結果的に次回以降のセミナーの集客にもつながるでしょう。
ただセミナーの配信を見るだけになってしまわないように意識することが重要です。
今後も勉強資料として活用でき資料づくりや、参加型のセミナーにすると良いでしょう。
コツ3 動画再生やネット閲覧のためにネット環境を整備しておく
ネット環境が整備されていないと、セミナー参加者の閲覧に支障をきたしてしまいます。
受講のモチベーションを下げてしまわないようにも、ネット環境を整備することが重要です。
自社(在宅勤務の場合は自宅)で配信できる環境が整っていない場合には、配信用スタジオを利用するのも1つの方法です。
コツ4 セミナー集客方法を考える
Webセミナーを開催するにあたり、まずは参加者が必要です。
セミナーの目的にマッチした参加者を募るためにも、魅力的なセミナー告知をする必要があります。
参加者のペルソナを考えた集客方法が効果的でしょう。
例えば、ターゲットが20〜30代の若い世代であれば、短期的にSNS媒体で広告配信を行うのも1つの手です。
コツ5 セミナー後のアフターフォロー
セミナー後のアフターフォローは、今後の参加者を増やしていくためにも、継続的にWebセミナーを活用してもらうためにも重要です。
資料を共有したり、録音を公開することでセミナー後も有効的に活用できるため、参加者にとってもメリットがあります。
さらにフォローメールなど、セミナー後も丁寧なサポートを提供することで、今後もWebセミナーを活用するモチベーションアップにも繋がるでしょう。
コツ6 費用対効果を分析する
費用対効果を確認することは、Webセミナーを成功させるための重要な指標です。
過去にオフラインセミナーを開催していた場合には比較しやすいかもしれません。
運営人件費・配信にかかったコスト・利益を適切に算出することで、効果的だったか否かを判断し、次回セミナーに活かしていくことが重要です。
まとめ
ここではWebセミナーについてご紹介してきました。
失敗しないWebセミナーを開催するために、まずはWebセミナーの種類やメリット・デメリットについて理解することが重要です。
さらに参加者が満足するためのコツを押さえ、価値のあるWebセミナーを提供することで集客と運営を成功させることができるでしょう。
Webセミナーの導入を検討している方は、今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。
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