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オープンソースのアンケートシステムとは|メリット・注意点を紹介

アンケートシステムに自由なカスタマイズ性を求めて、オープンソースのアンケートシステムの導入を検討されている方も多いでしょう。

この記事では、オープンソースのアンケートシステムを導入するメリットや注意点について詳しく解説します。

CRMプラットフォームクライゼルのアンケートシステムなら開発ナシでアンケートを作成いただけます。

目次[非表示]

  1. 1.オープンソースソフトウェア(OSS)とは
    1. 1.1.OSSの定義
    2. 1.2.OSSとフリーソフトの違い
    3. 1.3.OSSライセンスの制約
  2. 2.OSSでアンケートシステムを作成するメリット
    1. 2.1.自由度が高い
    2. 2.2.低コストでの利用が可能
    3. 2.3.透明性があり、信頼できる
    4. 2.4.柔軟な運用ができる
  3. 3.OSSでアンケートシステムを構築する方法
    1. 3.1.WordPressなどを活用して無料で構築
    2. 3.2.OSSのアンケートシステム「LimeSurvey」を利用する
  4. 4.OSSでアンケートシステムを構築する際の注意点
    1. 4.1.不具合や脆弱性に対しての保証がない
    2. 4.2.プログラミング知識が必要
    3. 4.3.商用目的では有償となる場合があるため確認が必須
  5. 5.有料CRMなら、サイト構築からセキュリティ対策までお任せ

オープンソースソフトウェア(OSS)とは

まずはオープンソースソフトウェア(OSS)の特徴から見ていきましょう。


OSSの定義

OSSとは、無償でソースコードを提供しているソフトウェアを指します。また、単にソースコードを公開しているだけでなく、利用や改変、再配布が自由に行えるなど、10項目の要件を満たしたもののみがOSSを名乗ることができます。


OSSとフリーソフトの違い

OSSとフリーソフトは無料という点では同じですが、フリーソフトの場合、ソースコードは公開されていないため、自由にカスタマイズできるというわけではありません。


OSSライセンスの制約

OSSは自由に利用・修正できることが特徴ですが、何をしても良いというわけではありません。利用許諾条件であるOSSのライセンス契約・規約に違反した場合には法的リスクもありますので注意しましょう。


OSSでアンケートシステムを作成するメリット

OSSのアンケートシステムを利用するメリットとしては、大きく次の4つが挙げられます。


自由度が高い

1つ目は、自由にカスタマイズができる点です。また豊富にプラグインが用意されていれば、機能拡張も簡単に行えるでしょう。


低コストでの利用が可能

OSSなら有料のプラグインを使わない限り無料で使用できるため、低コストで導入することができます。その分、自社でのカスタマイズにかかる工数・運用・メンテナンスにかかる人的コストはかかります。


透明性があり、信頼できる

OSSはソースコードが公開されていますので、プログラムの変更等があった場合でも利用者はその内容を細かく把握することができます。


柔軟な運用ができる

OSSは世界中の開発者が共同で開発・発展させている状況になるため、アップデートも定期的に行われていることが多く、市場の変化などに対応しながら柔軟に運用し続けることが可能です。

以下の記事では、オープンソースのシステムを使った会員サイトの構築方法などについて詳しく説明しています。あわせてご参照ください。

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OSSでアンケートシステムを構築する方法

ここで、具体的にOSSでアンケートシステムを構築する方法として2種類を取り上げます。


WordPressなどを活用して無料で構築

1つは、WordPressなどのオープンソースのCMSを使う方法です。ただし、簡易的なアンケートフォームを公開したい場合には適していますが、集計・分析などの機能は充実していないため、本格的な利用には不向きと言えます。また、セキュリティ対策やサーバー管理は自社で行う必要があります。


OSSのアンケートシステム「LimeSurvey」を利用する

OSSのアンケートシステムとして知られているのがLimeSurveyです。プラグインも豊富に用意されているため、開発もスムーズに行えるでしょう。サポートや保守対応なども可能ですが、オプション料金がかかります。


OSSでアンケートシステムを構築する際の注意点

ここで、OSSのアンケートシステムを利用する際の注意点についても押さえておきましょう。


不具合や脆弱性に対しての保証がない

OSSには、多くのサードパーティによって共同開発されているものであり、不具合や脆弱性に対する保証はありません。また、基本的にサポートも用意されていないため、トラブルがあった場合でも自社で対応しなければいけません。


プログラミング知識が必要

OSSを利用して構築を行う場合には、プログラミング知識は必須となります。プログラミング知識がなくてもフォームを作成できるシステムが必要な場合は、ASP型のサービスを使うと良いでしょう。


商用目的では有償となる場合があるため確認が必須

OSSのライセンス規約によっては、商用目的での利用・再配布は有償となる場合もありますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

以上のように、OSSの利用はプログラミングに関する深い知識やトラブルに対処できる体制があれば非常に有用ですが、社内の体制やセキュリティ方針によっては活用が難しいケースもあるでしょう。

有料CRMなら、サイト構築からセキュリティ対策までお任せ

有料CRMツールに実装されているアンケート機能は専門知識がなくても簡単にアンケートフォーム作成ができたり、サーバー管理やセキュリティ対策もベンダーが行ってくれる点が大きな特徴です。

またASP型CRMシステムの中にも、OSSと変わらないカスタマイズ性の高さを持つものもあります。

OSSでの構築はメリット・デメリットを踏まえた上で判断するようにしましょう。

カスタマイズ性の高さが魅力のASP型CRMプラットフォーム「クライゼル」なら、アンケートをカンタンに作成・実施できます。

カスタマイズ性が高く、単一選択・複数選択・マトリクス・自由入力など、アンケートに必要な機能が揃っています。

アンケートの分析も、アンケート対象者へのメルマガ配信もできます。

自由度の高いアンケートシステムをお探しの方はぜひクライゼルをご活用ください。


M.Hattori

M.Hattori

トライコーン(株)Senior Vice President of Marketing。web広告、CRM、CDP、データ可視化などお客様のwebマーケティングの課題解決に長年従事。 Salesforce Marketing cloud メールスペシャリスト / アドミニストレータ / コンサルタントおよび、Salesforce アドミニストレータの各認定資格を保持。

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