ChatGPTをわかりやすく解説|生成AI時代のマーケティング
公開から2ヶ月でユーザー数1億人を超えるなど、世界中から大きな注目を集めているChatGPT。今後マーケティングに活用していきたいと考えている企業も多いでしょう。
この記事では、ChatGPTの導入を検討している方向けに、サービスの概要から、登録の仕方、活用例などをご紹介します。
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目次[非表示]
- 1.ChatGPTとは?
- 2.ChatGPTの始め方
- 2.1.ChatGPTへの登録
- 2.2.「Sign up」からメールかGoogle・Microsoftアカウントで認証
- 2.3.電話番号を入力しSMSで送信されたコードで本人確認
- 2.4.本人確認ができ次第無料でテキストなどの生成依頼ができる
- 3.ChatGPTの使用例
- 3.1.テキストの生成
- 3.2.テキストの要約
- 3.3.質疑応答による回答の生成
- 3.4.外国語のテキスト翻訳
- 4.ChatGPTが得意なこと・苦手なこと
- 4.1.生成されるテキストの時短と文体の人間らしさ
- 4.2.不正確な回答の多さ
- 5.GPT-3.5とGPT-4。MicrosoftとGoogleの検索エンジンの覇権争いの始まり
- 6.一つの産業革命かシンギュラリティか。好奇心から自分の「手」で考える
- 7.「クライゼル」でChatGPTと連携した機能をリリース
ChatGPTとは?
まずはChatGPTの概要から見ていきましょう。
リリース後わずか2ヶ月でユーザー数1億人を突破したAIサービス
ChatGPTはOpenAI社が開発したAIチャットボットです。
汎用的な対話AIとして2022年11月30日に公開され、リリース後わずか2ヶ月でユーザー数1億人を突破しました。
人間のようなリアルな会話ができることに注目を集めた
ChatGPTの大きな特徴は、自然な会話ができることです。
加えて、文章の要約や翻訳、添削、関数やプログラミング言語が書ける、アイデアを提案できるなど、広く活用できることから、多くの反響を呼びました。
ChatGPTの始め方
次にChatGPTの導入の仕方について紹介します。
ChatGPTへの登録
まずは、ChatGPTのLP(https://openai.com/blog/chatgpt)からアカウント登録を行いましょう。LP内の「Try ChatGPT」のリンクボタンをクリックします。
「Sign up」からメールかGoogle・Microsoftアカウントで認証
リンクボタンをクリックすると上の画面が表示されますので、「Sign up」のボタンをクリックします。アカウント登録画面で、メールアドレスを登録するか、GoogleまたはMicrosoftのアカウントで認証することができます。
電話番号を入力しSMSで送信されたコードで本人確認
次に電話番号を入力します。入力後、SMSで送信されたコードを入力することで本人確認が行われます。
本人確認ができ次第無料でテキストなどの生成依頼ができる
本人確認が終われば、サインアップは完了です。下の画像のように画面下部に入力欄が表示され、会話を始めることができるようになります。
ChatGPTの使用例
ここで、ChatGPTの主な使用例について見ていきましょう。
テキストの生成
1つ目は、テキストの生成です。小説や詩、キャッチコピー、スピーチ原稿など、幅広い文章を作成してもらうことが可能です。テーマなどを伝えることで、より的確に作って欲しい文章に近づけることもできます。
テキストの要約
2つ目はテキストの要約です。長文を要約したり、会議のサマリーを作ってもらったりという使い方ができます。文字数指定なども可能です。
質疑応答による回答の生成
3つ目は質疑応答です。カスタマーサポートの自動化や学習のサポートなどの用途が考えられます。一般的な知識だけでなく、専門知識にも対応できる点がChatGPTの特徴の1つでもあります。
外国語のテキスト翻訳
4つ目はテキスト翻訳です。大量の翻訳データから学習しているため、自然な文章で翻訳してくれます。さまざまな言語に対応しており、長文の翻訳を依頼することも可能です。
ChatGPTが得意なこと・苦手なこと
ここで、自社での活用方法を探るにあたり、ChatGPTが得意なことと苦手なことを押さえておきましょう。
生成されるテキストの時短と文体の人間らしさ
ChatGPTが得意なことは、人間が書いたような自然な文章をあっという間に仕上げてくれるという点です。初稿や素案づくりに活用するほか、アイデア出しにも力を発揮するでしょう。
不正確な回答の多さ
ChatGPTの欠点と言えるのが、不正確な情報が散見される点です。
AIが事実とは異なる回答を生み出してしまう現象を幻覚(ハルシネーション)と言い、これまでも問題点として指摘されてきました。
ChatGPTにおいても、もっともらしい作り話をしてしまうことがあるため、ビジネスで活用する際には人間がファクトチェックをするなどのフローを組む必要があると言えます。
GPT-3.5とGPT-4。MicrosoftとGoogleの検索エンジンの覇権争いの始まり
ChatGPTの学習モデルであるGPTは急速に進化を遂げており、2023年3月には最新モデルであるGPT-4を公開。
これまでのGPT-3.5と比べ、専門知識に強くなった点や、画像の生成ができる点などが大きな違いとなっています。
また、Microsoft社の検索エンジンであるbingにGPT-4が搭載されたことも大きな話題となりました。
これに対しGoogleはChatGPTのリリースを受けて、事業上の脅威であるとしてコード・レッドを宣言。検索エンジンの覇権争いが始まっています。
一つの産業革命かシンギュラリティか。好奇心から自分の「手」で考える
ChatGPTは早くもビジネス界でも続々と導入されており、一つの産業革命とも言える状況になっています。
また、AIが人間の知能を超える転換点である、シンギュラリティも近いのではないかとも囁かれています。
しかし幻覚(ハルシネーション)の課題が残されているなど、活用にあたっては人の目と手を必要としているというのも事実です。
あくまでAIはアシスタントであり、マーケティングに限らずどの分野においても、新たな付加価値を生み出したり、丁寧にユーザーに寄り添ったりできるのは人間ならではの強みと言えるでしょう。
ChatGPTをどう活用できるかも人間次第です。まずはご自身の目と手で確かめて、その活用方法を模索してみてはいかがでしょうか。
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