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メルマガ配信システムを選定時に押さえておきたいポイント5つを紹介

情報社会の日本にとって新鮮な情報をスピーディかつダイレクトに届けられるメルマガ配信は、いまでも企業や団体に欠かせないコミュニケーションツールです。
そのため手軽にメルマガ配信が出来るツールが人気を獲得しています。
しかし、システムによって仕様や機能が違うため「何を選べばいいのか」と戸惑う担当者も多いようです。
そこでこの記事では、メルマガ配信システムを活用する際の抑えるべきポイントを紹介していきます。


目次[非表示]

  1. 1.メルマガ配信システムを活用するポイント
    1. 1.1.ポイント(1):無料のシステムと有料システムの違い
    2. 1.2.ポイント(2):セキュリティは十分か
    3. 1.3.ポイント(3):初心者でもHTMLメールの作成が簡単に出来るか
    4. 1.4.ポイント(4):ステップメールや誕生日メールなどの個別メールが送れるか
    5. 1.5.ポイント(5):メルマガコンテンツの出し分け
  2. 2.活用例をご紹介 水道橋博士の「メルマガ旬報」
    1. 2.1.水道橋博士の「メルマガ旬報」
  3. 3.メルマガ配信のまとめ

メルマガ配信システムを活用するポイント

ポイント(1):無料のシステムと有料システムの違い

メルマガ配信システムには、無料で提供されているシステムと有料で利用できるシステムがあります。
ただし無料システムの場合、以下のような制約があるケースも存在しますので注意が必要です。

無料のシステムと有料システムの違い

  • 機能が制限されている
  • 送信できる人数が限られている
  • 無料で利用できる期間が設定されている
  • 使用時に広告が表示される

無料のシステムでもメルマガ配信を行うこと自体は可能ですが、メルマガをより有効的に活用したいのであれば有料システムを使う方が効果的と言えるでしょう。
価格も数千円/月~数万円/月まで千差万別です。後述の項目も考慮し、自社の予算も勘案して選定すると良いでしょう。

ポイント(2):セキュリティは十分か

昨今のメルマガ配信システムにおいて最も重要なのは、システムのセキュリティです。
メルマガ配信では、お客様のメールアドレスを必ず保持します。またメルマガ本文中でお客様の名前を差し込みする場合が多いです。
この場合、メールアドレスやお客様名といった個人情報をメルマガ配信システムに格納することになります。

メルマガ配信システムを選ぶ際、システム自体のセキュリティが高いこと、例えばWAF(ウエブアプリケーション・ファイヤー・ウォール)を 実装していることや、ユーザーがアクセスする管理画面との通信がTLSにより保護されていることや、管理画面へのアクセスがアクセス元のIP アドレスにより制限できることなどのセキュリティ機能がとても大切です。

またシステムのセキュリティと同様に、メルマガ配信システムの提供元の会社がISMS認証やPマークを取得していることは選定時の重要な評価項目です。

ポイント(3):初心者でもHTMLメールの作成が簡単に出来るか

HTMLメールとは、画像を表示するほか、文字の色や大きさが自由に変えられるメールのことです。
文章だけのメルマガに比べて表現豊かなメルマガになるため、最後まで飽きずに読まれる確率も高くなります。

このHTMLメールを作成するにはある程度の知識が必要です。しかしメルマガ配信システムのなかにはHTML初心者をサポートする機能が搭載されているものもあります。
こうした機能を駆使すれば、HTMLの知識をあまり持たない方でも、ユーザーの目に留まりやすいメルマガを作成できます。
また、HTMLメールの制作をシステム提供元の会社がサービスとして提供しているかを確認するといいでしょう。

企業のマーケティングの担当者はやるべきことが沢山あります。そんな中、いざとなったらHTMLメールのテンプレート制作や、毎回のHTMLメールの制作を依頼できるか、配信代行も依頼できるかなども重要な確認点です。

ポイント(4):ステップメールや誕生日メールなどの個別メールが送れるか

メルマガを販売促進に活用する際、フォローメールや誕生日などの特別な日に送る個別メールが有効な手段となります。

フォローメールを段階的に送信することをステップメールと言いますが、ステップメールはユーザーの心を動かすのにより有効的です。
例えば、トライアル商品を購入後n日後に「商品はいかがでしたか? 使い方は○○です。」といった内容のメールをお客様が必要とされるタイミングで自動で配信することでお客様に次のアクションを勧めていきます。
あるいは、お誕生日や記念日など登録された個別情報をもとに、温かいメッセージを自動でお送りすることでユーザーの心を動かし、本購入やリピートへとつなげられます。

ポイント(5):メルマガコンテンツの出し分け

メルマガはメール送付先のお客様のプロファイルにあった情報を表示することが大切です。 例えばイベントの案内をする場合、お客様の住所に応じてイベント情報を表示したほうがお客様にとって親切です。
また、そのほうが出席の確度も高まるでしょう。 反面、お客様の住所に応じたイベントをメルマガに表示するために、メルマガのソースコードを複数作成するのはナンセンスです。
メルマガ配信システムの中には、メルマガ配信システムに登録されたデータに基づき、表示するコンテンツを自動で切り替える機能をもっているものもあります。
そのような機能を使うと、1つのソースコードでお客様の情報に基づいて適切なコンテンツを表示させることが可能です。
そのような機能をもつメルマガ配信システムを使うことでメルマガの反応率を向上することができるでしょう。

活用例をご紹介 水道橋博士の「メルマガ旬報」

水道橋博士の「メルマガ旬報」

メルマガ配信システムでは、メルマガを配信以外の活用法も広がっています。
たとえばメール配信ツール「クライゼル」を活用する水道橋博士さんは、オプションサービスの「会員マイページ」を利用して「水道橋博士のメルマ旬報」を展開しています。
同氏は、安定してメールを配信できる点や、オプションサービスの利用により会員専用ページの運用が容易になるという点からクライゼルの導入を決めました。
お客様のステータスによりマイページに表示させる項目を変化させたり、突発的なイベントキャンペーンの告知など、メールとマイページ両面でクライゼルの使い勝手の良さについてご評価いただいております。

メルマガ配信のまとめ

企業にとってメルマガ配信はいまでも欠かせないツールとなっています。そのメルマガ配信を安全にかつ簡単、かつ効率よく活用するには、メルマガ配信システムの導入がおすすめです。
ただし一口にシステムと言っても、実際には多種多様なものが存在しています。導入の際はシステムの仕様や搭載されている機能を確認して、自社にとって最適なシステムを選ぶようにしましょう。

ラボ編集部

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