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クーポンを配布するメール配信サービス選びで気をつけたい5つのポイント

クーポンは、実店舗への見込み客誘導に大きな効果を発揮するツールです。 最近ではスマートフォンなどモバイル端末上で使えるようにした「モバイルクーポン」を導入している企業も増加しつつあり、今後さらに利用企業は拡大していくと見られています。 本記事ではクーポンのメリットを紹介した後、メール配信サービスなどを使いモバイルクーポンを配信する際に気をつけるべき5つのポイントを解説していきます。

目次[非表示]

  1. 1.携帯性に優れ、短時間での発行も可能なモバイルクーポン
    1. 1.1.モバイルクーポンのメリット
  2. 2.モバイルクーポンを活用する際に気を付けたい5つのポイント
    1. 2.1.ポイント(1):適切なKPIの設定が可能か
    2. 2.2.ポイント(2):大量のメール数を短時間で送れるか
    3. 2.3.ポイント(3):クーポン画像の作成が容易か
    4. 2.4.ポイント(4):クーポンの種類が使い分け可能か
    5. 2.5.ポイント(5):会員限定クーポンを配信可能か
  3. 3.モバイルクーポンの活用例をご紹介
  4. 4.モバイルクーポンについてまとめ

携帯性に優れ、短時間での発行も可能なモバイルクーポン

クーポンの作成、配布により、企業は多くの見込み客を効率よく、さらに継続的に実店舗へと誘導することが可能となります。
またモバイルクーポンを使う場合、紙のクーポンにはないいくつかのメリットも期待できます。 最大のメリットは携帯性に優れているという点でしょう。 紙のクーポンどうしてもかさばりやすいため、顧客がクーポンを持ち運ぶのを躊躇う可能性もあります。 しかしモバイルクーポンの場合は、普段ユーザーが身につけているスマートフォンなどで利用できるため、ふと立ち寄った店などでも利用してもらいやすいのです。
更にモバイルクーポンはすぐに発行できるため、急遽開催の決まったイベントでもすぐに対応しやすいというのも大きな利点です。

モバイルクーポンのメリット

  • 顧客がクーポンを持ち運ぶときに、かさばらない。
  • 常にスマートフォンを持ち歩いているので、クーポンも一緒にもってもらえる。
  • クーポンを発行するリードタイムが短い。

モバイルクーポンを活用する際に気を付けたい5つのポイント

ポイント(1):適切なKPIの設定が可能か

モバイルクーポンを作成し、ユーザーに配布するうえではメール配信サービスを活用することをおすすめします。しかし、サービス選定時にはいくつかの注意点に気をつけておく必要があります。
ひとつめはKPIの適切な管理が可能かという点です。 一般的に、クーポン施策は導入効果が分かりづらいと言われています。 クーポンを配布したことで、どの程度利益が変化したのか、またどうすれば効果が最大化できるのかが明確化しにくいからです。
しかしクーポンの利用履歴を統計やレポートで把握できるサービスを選んでおけば、クーポン施策実行前に設定しておいたKPIと比較することで、しっかりと効果測定を行えるようになります。

ポイント(2):大量のメール数を短時間で送れるか

クーポンの配信対象となるユーザー数は数千、企業によっては数万人に上ることもあります。
これだけ膨大な数のメールを送るとなると、通常のメールソフトでは対処しきれません。このため大量のメールを短時間で送れる、専用のメール配信サービスを導入する必要があります。
ただし全てのメール配信サービスが大量のメール配信に対応しているわけではなく、サービスによっては送信上限数を設定しているものもありますので注意が必要です。

ポイント(3):クーポン画像の作成が容易か

クーポンの利用率を上げるための手段として有効なのが、クーポンに画像を掲載するというものです。
飲食関連のクーポンなら料理や店内の写真を掲載するといった具合で、クーポンの内容を視覚的に訴えかけることでユーザーの興味を強く引く効果が期待できます。
クーポン作成サービスのなかには、画像を選び、割引率や有効期限などの情報を文章で入力するだけでクーポンが作成できるようになっているものもあります。サービス選定の際はこうした点にも注目してみると良いでしょう。

ポイント(4):クーポンの種類が使い分け可能か

現在、モバイルクーポンには「見せるクーポン」と「押せるクーポン」という2つのタイプが存在します。
見せるクーポンはその名の通り、端末上でクーポンを表示し、店頭で見せることで特典を受けるタイプのクーポンです。ただし提示するだけで済むためユーザーにとっては便利ですが、 企業にとってはクーポンの乱用がおこる可能性があるため管理が難しいというデメリットも存在します。
一方で押せるクーポンは使用回数制限や時間制限など、クーポン利用に一定の制約をかけることができます。クーポンの乱用を防げるので、容易に管理できるようになります。
見せるクーポンと押せるクーポンにはそれぞれメリットとデメリットが存在し、どちらか一方が優れているというわけではありません。 そのため、想定利用シーンに応じて最適なクーポンを使い分けられるサービスを選ぶと良いでしょう。

ポイント(5):会員限定クーポンを配信可能か

「会員限定クーポン」の配布により、既存ユーザーの囲い込み効果など、数々のメリットが期待できます。
会員限定クーポンを配信する場合、一般ユーザー向けと会員ユーザー向けのクーポンを別々に配信する機能がサービスに備わっていれば便利です。
それぞれのユーザーに異なるメールを配信し、別々のクーポン配布サイトへと簡単に誘導することができます。

モバイルクーポンの活用例をご紹介

クーポン施策の実施によるメリットについて、クーポンの作成・配信に対応したサービス「クライゼル」の導入事例を取り上げつつご紹介します。
とある飲食チェーンの運営企業は、過去にモバイルクーポンを発行していましたが、クーポン管理のシステムが整備されておらず、クーポンの二次利用の発生、または十分な集客効果測定が行なえないなど数々の問題を経験しました。
そこでクライゼルを導入したところ、「押せるクーポン」の使用によりユーザーの乱用を防止できるようになりました。
またレポート画面で利用率を確認できるため、KPIの管理も容易になるなど、無事に課題を解決することが出来ました。
さらにオプション機能である「サイトサービス」の活用により、会員限定のクーポンを配布し優良顧客を育成できるようになりました。

モバイルクーポンについてまとめ

モバイルクーポンの作成・配布により、企業は顧客の来店促進効果を手軽かつ低コストに実施できます。
先述の通り、クーポン配布時には大量のメールを送信するため、メール配信サービスを利用することになるでしょう。サービスを選ぶ際には、 効果測定の容易さや、クーポンの画像作成が可能か、会員限定クーポンを配信できるかなどのポイントを確認すると良いでしょう。

ラボ編集部

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