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Webフォームでセキュアにデータ活用を見据えたアンケートの実施方法

多様化する消費者ニーズを把握するために1つの有効な手段となるアンケート調査。

新製品開発のための市場調査や製品・サービスの満足度調査などに活用されている企業も多いでしょう。

そのアンケート調査を、手間やコストを抑えて実施できるのがWebアンケートフォームを活用する方法です。

この記事では、Webアンケートフォームのメリット・デメリットやシステムの選び方などについて詳しく解説いたします。

Webアンケートフォームの作成なら、クライゼルのアンケートフォームをご利用ください。

目次[非表示]

  1. 1.Web・オンラインでアンケートを実施するサービス
    1. 1.1.Webアンケートフォーム
    2. 1.2.ネットリサーチ
  2. 2.Webアンケートフォームの主な機能
    1. 2.1.アンケート項目の作成
    2. 2.2.アンケートの送信、回収
    3. 2.3.回答結果の集計、分析
    4. 2.4.リアルタイムでのアンケート結果表示
  3. 3.Webアンケートフォームによる実施メリット・デメリット
    1. 3.1.メリット:コストを抑えスピーディーに実施ができる
    2. 3.2.デメリット:アプローチがしにくいユーザーの存在する
  4. 4.Webアンケートシステムの選び方
    1. 4.1.実施するアンケートの質問数への対応
    2. 4.2.想定している回答者数への対応
    3. 4.3.PCだけではなくスマホなどのマルチデバイスへの対応
    4. 4.4.データ分析のためのCSVファイルなどへの出力対応
    5. 4.5.MAやCRMなどの外部ツールとの連携性
    6. 4.6.自社のセキュリティポリシーへの適応性
  5. 5.アンケートデータは個人情報。適切な管理・運用体制が必要
  6. 6.運用目的のWebフォームで情報収集はシステム連携・セキュア環境が大切


Web・オンラインでアンケートを実施するサービス

Web・オンラインでアンケートを実施するにはWebアンケートフォームを活用する方法と、ネットリサーチを活用する方法の2種類があります。

ここでは、それぞれの特徴について解説します。

Webアンケートフォーム

小規模や低コストでのアンケート実施に適しているのが Webアンケートフォームを使う方法です。

Webアンケートシステムには、アンケートの作成からフォームURLを使った配布、回答の集計まで一連の作業を自社で行える機能が搭載されています。

自社製品・サービスの満足度調査などにも活用できます。

ネットリサーチ

もう1つの方法がネットリサーチを活用する方法です。

ネットリサーチの場合、調査会社がアンケートモニターを抱えていますので、大規模なアンケートを短期間で行いたい場合などに適しています。

自社で完結できるWebアンケートフォームと比較して、時間とコストがかかる点がデメリットといえるでしょう。


Webアンケートフォームの主な機能

ここで、Webアンケートフォームにはどのような機能が搭載されているのかをご紹介しましょう。

「アンケートには手間と時間がかかる」という印象をお持ちの方も、Webアンケートフォームを使えば自社で簡単に行えるかもしれません。ぜひご参考ください。

アンケート項目の作成

Webアンケートフォームには、さまざまな形式の質問・回答に対応できるフォーム作成機能が搭載されています。

フォームサービスによって対応範囲はさまざまですが、1行や複数行のテキスト入力の他にプルダウンやチェックボックス、ファイル添付、マトリックス型などにも対応できるものもあります。

アンケートの送信、回収

アンケートの送信や回収もWebアンケートフォームで簡単に行えます。

アンケートURLを顧客メールアドレスへ一斉送信できる機能や、会員限定のクローズドアンケートなどができる機能などもありますので、自社がどのようなアンケートを実施したいかによって選ぶと良いでしょう。

回答結果の集計、分析

紙のアンケートと違い、Webアンケートなら回答の集計・分析も簡単にできる点も魅力です。

アンケートは実施して終わりではなく、回答をもとに次の施策にいかさなければ意味がありません。

Webアンケートフォームの多くは、集計機能やセグメントごとの分析機能なども搭載していますので、手間をかけずにニーズを深堀りしていくことが可能です。

リアルタイムでのアンケート結果表示

またリアルタイムで集計結果を表示できる点もWebアンケートならでは。

どのくらい回答を得られているのか、どのような回答が多いのかを実施期間中でも確認ができますので、素早く打ち手を講じることができるのです。


集計もWeb上で

クライゼルのアンケートフォーム

クライゼル資料ダウンロード


Webアンケートフォームによる実施メリット・デメリット

紙でのアンケートなどと比較して、Webアンケートフォームを活用したアンケートにはどのようなメリット・デメリットがあるのかをまとめます。

メリット:コストを抑えスピーディーに実施ができる

Webアンケートフォームの最大のメリットはコストを抑えてスピーディーに実施ができる点です。

印刷の必要もなく、アンケート内容が決まったら、URLやQRコードなどを送るだけで配布が完了。

アンケートを実施するための場所や時間の制限がなく、回収・集計の手間もいりません。

さらに、その手軽さゆえ紙のアンケートよりも回収率が高く、回答者数の上限や分岐などの設定も簡単に行える点もメリットです。

デメリット:アプローチがしにくいユーザーの存在する

一方でWebアンケートフォームの場合、アプローチがしにくいユーザーが存在する点がデメリットとなります。

回答できるのはWebを利用しているユーザーに限られますので、パソコンやスマホに不慣れな層に対するアンケートには不向きといえます。

また、空き時間でサッと答えられるという特性上、紙によるアンケートよりも回答の品質が落ちる可能性も考えられます。


Webアンケートシステムの選び方

ここからは、Webアンケートシステムを選定する際のポイントについてお伝えしていきます。

自社が実施するアンケートの目的やデータの活用方法などを踏まえて、以下のポイントをチェックしてみましょう。

実施するアンケートの質問数への対応

アンケートの最大質問数は、10問のものから無制限のものまでさまざま。

また、本格的なアンケートを実施するなら、設問の条件分岐やアンケートを複数ページに分ける機能があるものだと対応しやすいでしょう。

想定している回答者数への対応

不特定多数へのオープンアンケートを実施するなら、回答者数の上限も必ずチェックをしておきましょう

システムやプランによっては、上限100人などと決められている場合があるので注意が必要です。

PCだけではなくスマホなどのマルチデバイスへの対応

Webアンケートは空き時間にサッと回答できる点が大きな魅力となりますので、PCだけでなくスマホやタブレットなどでも問題なく閲覧・入力できる環境は整えておきましょう。

データ分析のためのCSVファイルなどへの出力対応

アンケート実施後は報告書を作成したり、アンケート結果を受けて次の打ち手を提案したりすることもあるでしょう。

アンケートデータを活用しやすいかどうかは、システム選びの重要なポイント。

集計・分析機能が充実しているだけでなく、CSVファイルなどで出力できるかどうかも確認しましょう。

MAやCRMなどの外部ツールとの連携性

アンケートの活用を考えなら、MAツールやCRMツールなどとの連携もおさえておきたいポイントの1つ。

会員情報を活用したクローズドアンケートの実施や、リードナーチャリングの一環としてアンケートを組み込むなど、活用の幅も広がります。

自社のセキュリティポリシーへの適応性

最後のポイントは、自社のセキュリティ要件に合うかどうかです。

SSLや権限設定などのサービスのセキュリティはもちろんのこと、サーバーのセキュリティ、PマークやISOなどのベンダーの組織としてのセキュリティなども事前に確認をしましょう。

高セキュリティなシステムを選べば、安心して運用ができます。


アンケートデータは個人情報。適切な管理・運用体制が必要

アンケートを実施する際に細心の注意を払いたいのが、情報の取扱いについてです。

アンケート実施時には個人情報を扱うことが多く、適切な管理・運用体制が必要になります。

個人情報を取得する際には利用目的を具体的に示し、それに沿って活用する義務が発生します。

そのため、Webアンケートシステムにはセキュアなデータベースが必要になりますし、目的に沿って分析・改善へとつなげていかなければいけません。

上述のようにWebアンケートシステムを選定する際にはさまざまなポイントがありますが、その中でも業務の効率化につながるシステム連携と、コンプライアンスに関わるセキュリティ面は特に重視すべきポイントといえるでしょう。


運用目的のWebフォームで情報収集はシステム連携・セキュア環境が大切

この記事では、Webアンケートフォームについて詳しく解説してきました。

Webアンケートを作成する上で忘れてはならないのが、Webアンケートは顧客データを収集し運用するための手段だという点です。

そのため、Webアンケートシステムには、何人にどれだけの質問ができるかといったフォーム作成上の機能はもちろんのこと、顧客アクションを促すUXデザインやEFOのための運用改善機能も求められます。


そして最も重要なは、データの運用を前提としてシステムが構築され、セキュリティが担保されているという点です。

データを受信するだけではなく、格納・活用まで見据えてデータ運用の土台を築くことが肝要です。

また、その土台の根幹となるのがセキュリティ面。外部からの情報の入り口となるWebフォームはサイバーセキュリティリスクや情報漏洩リスクと常に隣り合わせです。

信頼性が高い、高セキュリティなWebフォーム作成ツールで、セキュアにデータを運用しましょう。


高セキュリティなWebフォーム作成ツールとして定評のあるクライゼルは、国際規格であるISO27001とISO27017の認証を取得。技術面と組織面で世界水準の情報セキュリティ管理を行っており、サービスのセキュリティも国際規格にそっています。

さらに、 reCAPTCHA v3に対応しスパム防止対策も万全に行っている他、管理画面のSAML認証でSSO(シングルサインオン)にも対応。追加費用なしに運用で必要な分だけユーザ・アカウントを開設することができ、ユーザ・アカウント毎に細かい権限設定が可能です。

これら機能で情報セキュリティガバナンス対策にも力を発揮します。

Webマーケティングの運用基盤に、ぜひセキュアなクライゼルをご活用ください。


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M.Hattori

M.Hattori

トライコーン(株)Senior Vice President of Marketing。web広告、CRM、CDP、データ可視化などお客様のwebマーケティングの課題解決に長年従事。 Salesforce Marketing cloud メールスペシャリスト / アドミニストレータ / コンサルタントおよび、Salesforce アドミニストレータの各認定資格を保持。

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