複数データベースを並行運用したい

株式会社グリップインターナショナル様の事例

クライゼルは複数のデータベースサービスを平行して運用することができます。当社では、メルマガ配信用・EC販促メール用・店舗顧客管理&ダイレクトメール発信用と、複数のデータベースを一元で管理しています。

当社のメール配信システムの魅力は

「メール配信」と「顧客管理」この2つの業務を1つのシステムで運用できること
複数のデータベースサービスを平行して運用できること

メール配信を始めた頃のことを教えてください

以前はダイレクトメールを使った販促が中心でした。ダイレクトメールは、コストが高く、作りはじめてから送るまでのリードタイムが長いので、 不便だと感じることがありました。メール配信であれば、そのあたりの問題が解消されるという情報はあったので、 いくつかのメール配信システム・顧客管理システムの業社に相談をしてみました。 各社の話を聞いたり、システムを見せていただいたりすると、メール配信が難しく思えたのですが、 トライコーン様の場合は、営業担当者の話が分かりやすく、システムはカンタンそうに見えました。

会員はどのように集めましたか?

最初にやったことは、イベント会場でのメールアドレス集めでした。少しでも登録数を増やしたいので、 携帯電話をタッチする端末を設置し、実際にタッチの仕方をお客様に案内しつつ、会員集めをしました。 現在は、店舗で声かけをしながらメールアドレス集めをしています。 また、カタログやホームページでメール登録フォームのURLを案内しています。 登録効果が一番高かったのは、雑誌の企画ページにURLを掲載した時でした。 雑誌は、メールアドレス会員を集めるためには、最適なメディアなのかもしれませんね。

運営を開始して反応はいかがでしょうか?

アウトレット店舗担当者からは「お客様がメールを読んでくださっているみたいですよ。」という連絡をもらうこともあり、反響を感じます。 ただ、そのほかの小売店担当者からは、あまりこの手の声は聞きません。 まだまだ認知されていないのかもしれませんので、努力しないといけないですね。 メールが一番役立っていると感じているのは、ECサイトの販促です。 ECサイト販促用メールのクリック率は高いので、メールを送った後に、サイトのPVが上がったり、売上が伸びたりします。 他の販促ツールで、ここまでECの売上に影響を及ぼせるものは、今のところなさそうですので、これからもECの販促には、メールを積極的に活用していきます。

ECの販促メール配信結果は?

以前はテキストメールを送っていましたが、ある時期からHTMLメールを送ることにしました。 HTMLメールを送ったことで、クリック率がかなり伸びました。 もともとのテキストメールは、クリック率が7-9%くらいを推移していましたが、HTMLメールでは、クリック率が23%まで上がりました。 今では、HTMLメールを中心に送っています。クリック率をあげるには、件名を意識することが大事だと思っています。 当社契約選手が活躍しメディアに取り上げられた後、メール件名に契約選手名を書くと、メルマガのクリック率は上がる傾向にあります。

運用の流れを教えてください

いくつかの業務用リストを、クライゼルで一元管理しています。 リストの種類はECサイトのお客様リスト・雑誌からのキャンペーン応募リスト・WEBや店頭のタッチ端末からの登録リスト・小売店様から お預かりするリストです。 クライゼルの複数データベース作成・管理機能のおかけで各リストは分かりやすく管理されています。 それぞれのデータベースの管理操作担当が異なっていてもクライゼルなら権限を振り分けできるので安全に使えると思っています。

今後の展開をお教えください

興味があるのは、ソーシャルメディアとダイレクトメール、そしてEメールをどのように連携させていくべきか?ということです。 試行錯誤しながら、新しいマーケティングスタイルを確立できたらいいですね。 あとは、メールアドレスという顧客データを管理していますので、 このデータを分析・活用して、もっとリアルビジネスに反映させていきたいですし、 作業を効率的にするために、APIを使って、ECシステムと連携させることなども検討しています。 システムに対しては、いくつか要望があります。顧客管理システムとして積極的に活用をしていきたいので、 リレーション機能の更なる向上と、検索結果表示の明瞭化に期待しています。
この度は、いろいろな情報、ご意見を頂き誠にありがとうございました。
今後共よろしくお願い申し上げます。