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会員サイトに必要な機能|必須機能からユーザビリティを高める機能

オンラインでのマーケティングに力を入れる企業が増えている中で、会員サイトの構築を検討している企業も多いのではないでしょうか。

いざ作ろうと思っても、担当者に立ちはだかるのが「どういった機能が必要なのか」「構築方法はどうしたらいいのか」といった制作前段階の壁。

本記事では会員サイトに必要な機能や、それら機能を装備したサイト構築方法についてご紹介します。ぜひご参考ください。

高機能な会員サイト作成ツールなら、クライゼルの会員サイト作成機能をご利用ください。


目次[非表示]

  1. 1.会員サイトの要件定義の流れ
    1. 1.1.会員サイトの目的を決める
    2. 1.2.マネタイズの流れを決める
    3. 1.3.会員へのインセンティブを決める
    4. 1.4.会員へのリーチ・マーケティング方法を決める
    5. 1.5.必要なセキュリティ要件を決める
  2. 2.会員サイトの運営に「必須」な主な機能
    1. 2.1.会員登録・退会機能
    2. 2.2.パスワード発行・再発行・変更機能
    3. 2.3.ログイン設定機能
    4. 2.4.会員データのCSVインポート機能
    5. 2.5.会員データのCSVエクスポート機能
    6. 2.6.Webフォーム設定機能
    7. 2.7.お知らせ登録機能
    8. 2.8.会員ポイント付加機能
    9. 2.9.コンテンツ公開・設定機能
    10. 2.10.メール配信機能
  3. 3.会員サイトの発展に「必要」な主な機能
    1. 3.1.会員ランク付加機能
    2. 3.2.CMS・コンテンツ公開機能
    3. 3.3.お知らせ一覧表示機能
    4. 3.4.管理者ログイン時のIP制限機能
    5. 3.5.会員限定キャンペーン機能
    6. 3.6.動画サービス連携機能
    7. 3.7.外部決済連携機能
    8. 3.8.外部マーケティングツール連携機能
  4. 4.会員サイト成功のポイントは信頼感
    1. 4.1.個人情報を預けるからこそセキュアな環境が大切
    2. 4.2.ストレスの少ないUX・UIデザインが大切
    3. 4.3.使い方をわかりやすく理解を促すLPページが大切
  5. 5.ASPサービスでは必要な機能と信頼のおけるサイト構築が速くできる
  6. 6.まとめ


会員サイトの要件定義の流れ

会員サイトを構築する前段階で行うべき、要件定義の流れについて見ていきましょう。


会員サイトの目的を決める

「定期購読の仕組みを構築したい」「コミュニティーの運営がしたい」「コンテンツの販売がしたい」など、まずは会員サイトを構築する目的を具体的にしていくことから始めましょう。それにより、サイトの方向性が決まり、ユーザビリティの高いサイト構築が可能となります。


マネタイズの流れを決める

企業が会員サイトを運営する上で重要なのがマネタイズ。収益がなければ企業として持続させることが難しくなるので、サイトを構築する前にしっかりとどういった流れで収益化をはかるのか決めておきましょう。具体的には、会員料金、自社商品・コンテンツの販売などが想定されます。Webメディアのマネタイズとしては広告収入が筆頭にあがりますが、会員サイトにおいて広告を表示するのはマイナスに働く可能性が高いので、極力取り入れない方向にするのが賢明です。


会員へのインセンティブを決める

会員となるユーザーに対して物理的、心理的なインセンティブを決めましょう。

デジタルインセンティブの種類は年々多様化しており、ギフト券や電子マネー、ポイントといった決済サービスで利用できるインセンティブや、クーポンコードや商品引き換えコードなど、お得に商品と交換ができるインセンティブ、LINEスタンプなど会員だけが取得できる限定的なインセンティブ、会員のみに知らされる有益な情報などがあります。

サイトの方向性に合わせてどういったインセンティブを用意して会員数拡大を狙うのか、しっかりと検討しましょう。


会員へのリーチ・マーケティング方法を決める

せっかく有益な会員サイトを作っても、認知度が低ければ会員は集まりません。そこで、多くの人にサイトの存在を知ってもらうために、重要なのがリーチです。リーチとは、Web広告の成果測定指標のひとつで、広告を見たユーザー数を表しています。

リーチを高めるためにはターゲット層が広告を見ると予想されるタイミングで広告を掲載するようにしたり、会員予備軍となるユーザーが興味を抱くタイトルや画像の広告を作成したりといった方法が考えられます。自社の会員サイトのターゲット層にはどういった方法が効果的か、決めていきましょう。


必要なセキュリティ要件を決める

セキュリティ要件とはシステムを安全に運用するため、開発段階で設定するセキュリティの目標を指します。

会員サイトは会員の顧客情報を扱うことから、内部関係者による漏えい防止機能や外部からの侵入・攻撃を防ぐ脆弱性診断を定期的に行なうといった、高セキュリティ対策を要件とするようにしましょう。


会員サイトの運営に「必須」な主な機能

会員サイトを運営する上で必須とされる主な機能を紹介します。


会員登録・退会機能

会員登録とともに退会の機能はサイトへの出入り口となるため必須となる機能です。フォームから登録する方法と管理画面で登録する方法を用意しましょう。


パスワード発行・再発行・変更機能

会員ページに入る際に利用するパスワードを発行する機能も欠かせません。それに伴い、パスワードを忘れてしまった場合の再発行、変更機能も忘れずに付加しましょう。


ログイン設定機能

管理者のログインIDやパスワードを変更する機能です。


会員データのCSVインポート機能

指定のCSVフォーマットで会員データを一括で取り込む機能です。重複データの制御などに役立ちます。


会員データのCSVエクスポート機能

会員サイトで取得したユーザーデータをCSVファイルで書き出す機能です。必要なデータのみを抽出してCSV出力できると活用の幅が広がります。また、バックアップ保存用にも活用可能です。


Webフォーム設定機能

会員サイトにはお問い合わせ機能などWebフォームの設定も必要です。ほかにも会員登録で必ず入力してほしい必須項目の設定やアンケートフォームの設置などもできると良いでしょう。


お知らせ登録機能

お知らせを登録し、お知らせのコンテンツに表示されるようにします。


会員ポイント付加機能

会員にポイントを付与し、ポイント履歴表示機能やポイント残高表示機能も同時に付加します。さらに会員登録時や誕生日に特別ポイントを付与する設定なども考えられます。

 

コンテンツ公開・設定機能

会員ログイン前、後どちらにコンテンツを公開するのか設定したり、会員ランク別に閲覧できるコンテンツを制限することを想定したりしている場合は、そのための設定機能も必要です。


メール配信機能

会員に対してメールを配信する機能にはあらかじめ作成したメールを予約配信したり、送信するユーザーの条件を指定(セグメント)して配信したりといった機能が必須です。また、メールのテンプレートを用意したり、配信履歴を閲覧できたりする機能も便利です。


会員サイトに必要な機能が充実

高セキュリティな会員サイトASP「クライゼル」



会員サイトの発展に「必要」な主な機能

会員サイトの運営に必須ではないものの、発展させるためには必要とされる主な機能について紹介します。


会員ランク付加機能

会員ランクを設定し、ランクごとに楽しめるコンテンツを切り分けることも可能です。自分よりも上位ランクのコンテンツは閲覧・利用不可とすることで、上位ランクへの移行を促します。


CMS・コンテンツ公開機能

コンテンツの公開・非公開の設定をするための機能です。一時的に非公開にすることも可能です。


お知らせ一覧表示機能

登録したお知らせを一覧で表示する機能です。一覧から編集や削除が行えます。


管理者ログイン時のIP制限機能

管理者ログイン時にIPアドレスをチェックし、指定したアドレス以外からのログインを制限します。


会員限定キャンペーン機能

会員限定で一般の人は利用できないキャンペーンを行える機能です。


動画サービス連携機能

YouTubeなど外部の動画サービスと連携させる機能です。Webセミナーのアーカイブ配信や会員限定動画などの配信に利用します。


外部決済連携機能

入会金や年会費などを、外部決済を連携して支払えるようにする機能です。支払いサイトの幅を広げることで入会への門戸を広げることができます。


外部マーケティングツール連携機能

キャンペーンやイベント告知といったメールマーケティングなど、外部マーケティングツールと連携させ、会員サイトの認知度強化を図ります。



会員サイト成功のポイントは信頼感

会員サイトを成長させ、成功へと導くためのポイントを紹介します。


個人情報を預けるからこそセキュアな環境が大切

もっとも重要視すべきは信頼感です。会員サイトでは個人情報を登録するため、セキュアな環境が求められます。また、ユーザーが安心して入会できるよう、高セキュアなサイトであることをアピールすることも求められます。


ストレスの少ないUX・UIデザインが大切

視認性が高く、目的への誘導効率の高いUX・UIデザインの構築も心がけましょう。目的の情報へとスムーズに到達することは、今や優良サイトでは当然のこと。ストレスのないサイト構築をすることで、信頼感を高めることができます。


使い方をわかりやすく理解を促すLPページが大切

LPとは広義では検索結果や広告などを経由して、サイトに初めてアクセスするページのことを指しますが、マーケティングでいうLPとはサイトへの訪問者を次のアクションに誘導(会員サイトであれば入会)するために特化したページを指します。


会員サイトへの入会方法や入会した場合のメリットなどを分かりやすく伝え、訪問者が知りたいと思う情報をLPにすべて集約しましょう。


会員サイトの成功には信頼感が欠かせないことがお分かりいただけたでしょうか。以下の記事では会員サイトに潜むリスクと安心・安全な会員サイト運営の必要要件をご紹介しています。ぜひ参考にしてください。


  会員サイトの無料構築|潜むリスクとコスパの良い構築方法 長引くコロナ禍でオンラインでのマーケティングを強化するにあたって、新たに会員サイトを持ちたいと考えている企業も多いでしょう。そこで悩みの種となるのが制作コストや構築の仕方です。この記事では、会員サイトを無料で構築する方法や、メリット・デメリット、安心・安全な会員サイト運営に必要な要件などをご紹介します。 クライゼル | 多彩な業務で使える高セキュリティなCRMプラットフォーム



ASPサービスでは必要な機能と信頼のおけるサイト構築が速くできる

会員サイトには必須とされる機能や装備したい機能が数多くあり、自社でサイトを構築するのは至難の業です。そこで活用したいので会員サイト作成機能を有するASPサービス。

一般的に求められる機能を網羅しているため素早いサイト構築が可能です。さらにはASPサービス側で万全のセキュリティ対策も講じてくれるため、信頼と安心を担保したサイト運営を行うことができます。


まとめ

会員サイトを構築するにはさまざまな機能を必要とするため、自力での制作はかなり難しいのが現状です。無料で構築する方法もありますが、ユーザーにとってもっとも重要となるセキュリティの面での安心・安全への配慮に不安が残ります。

機能面もセキュリティ面も十分なサービスを提供してくれるASPを活用することでスピーディにサイトを構築でき、最終的にはコストパフォーマンスの高いサイト運営ができる可能性が高まります。

ASPサービスの選定時には上記で紹介した必須機能、必要機能が付加されているか確認しながら選ぶようにすると良いでしょう。


機能・セキュリティともに充実のサービスを提供しているASPツールの「クライゼル」では、専門知識がなくても高セキュリティな会員サイトを構築、運営することが可能です。

デザインの自由度が高いため、オリジナリティあふれる会員サイトが制作できる上、多彩な機能を完備しており充実のサイト運営ができます。

管理者にとって運営しやすく、会員にとって満足度の高い会員サイト制作を目指している方は、ぜひクライゼルの活用を検討してみてください。


会員サイトに必要な機能が充実

高セキュリティな会員サイトASP「クライゼル」



M.Hattori

M.Hattori

トライコーン(株)取締役兼マーケティング統括。web広告、CRM、CDP、データ可視化などお客様のwebマーケティングの課題解決に長年従事。 Salesforce Marketing cloud メールスペシャリスト / アドミニストレータ / コンサルタントおよび、Salesforce アドミニストレータの各認定資格を保持。

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